踊町:油屋町(川船)

勇壮な根曳唄と、俊敏かつ豪快な曳き廻し
右へ左へ渦を巻く、圧巻の瞬間を見逃すな!
かつて市中の油販売を一手に引き受け、油商が立ち並んでいたことが町名の由来といわれる油屋町。
茶貿易で財を成した江戸の女傑・大浦慶の生家があったことでも知られている。
くんち初期より本踊などの奉納を行い、1973年からは、町のそばを流れる玉帯川にちなんで川船を奉納。
現在川船を奉納する7ケ町の中では最も新しく、今回が8回目となる。
見どころは、順(右)廻しで曳き廻す川船を勢いそのままに止め、瞬時に逆(左)廻しへ転じる「うずまき」。
この「逆廻し」に先駆けて取り組んだのが油屋町で、今も町の誇りとして受け継がれている。
3tもの船体を長采振の眼前で止め、一瞬で逆回転へ持ち込む根曳衆の俊敏さと力強さは必見。
もうひとつの特徴は、「根曳唄」。踊馬場へ入場しながら唄い上げる姿は、力強く凛として勇壮で、油屋町独自の演出だ。
今回は、船頭がまとう長崎刺繍の衣装を新調して初披露。
小学1年生の網打船頭が見せる網打ちのシーンにも注目だ。

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