ながさきプレスWEBマガジン

  • 工場を訪ねて。「角煮屋こじま」

    角煮家こじまの工場

    割烹仕込みの技術と心意気で長崎らしい素材と製法を受け継ぐ

     

    赤身と脂身のバランスが絶妙な豚肉を、秘伝のタレでじっくり煮込むことで生まれる深い味わい。

    〈角煮家こじま〉の角煮まんには、長崎の歴史と文化を今に伝える職人技が溢れている。

     

     

    もともと地元に密着した割烹料理店として親しまれていた〈こじま〉。

    中でも人気メニューだったのが、秘伝のタレの旨みが染み込んだ豚の角煮

     

    料理人が手間暇かけたそのおいしさを、もっと多くの方に届けたい。そんな想いで角煮専門店を立ち上げて、平成22年に角煮の製造場を田中町に設立した

     

     

    角煮作りが製造場に移っても変わらないのは、割烹ならではの技術と心意気だ。

     

    丁寧に脂抜きした豚肉は、昔ながらの皮つきを使用。大きな鍋に落し蓋をしながら、ゆっくり時間をかけて煮込んでいく。細かな部分まで目を配りながら、常に最高な味と食感を目指すのは、料理人としての心意気があればこそ。

     

    角煮に合わせて生地も自家製で、ふっくらしていながら角煮の旨みを引き立てる絶妙な口当たりを実現している。

     

     

    そして保存料・化学調味料不使用安心・安全でおいしい角煮を届けるために、製造場では衛生管理を徹底。設備だけではなく全スタッフが一丸となって、素材の品質を損なわないよう努力している。

     

    現在は角煮まんだけではなく、角煮単品角煮ちまきなど多彩な商品も用意。

     

    長崎で育まれた角煮の文化とおいしさを、割烹として培った〈こじま〉のこだわりでさらに発展させながら伝えていく。

     

    角煮家こじま 児島徳二郎

     

    工場に潜入取材角煮家こじまのこだわり

     

    長崎市田中町にある角煮の製造工場に潜入!
    それぞれの工程ごとに大切に受け継がれる
    確かなおいしさへのこだわりを紹介

     

    絶妙な食感とおいしさを 独自の製法で両立する生地

     

    角煮まん専用の生地は試行錯誤を重ねて完成した自家製で、角煮と合わせたときに一番おいしく感じられる食感と味わいを追求。

     

    独自に配合した国産小麦に自家製ラードを加えることで、ふっくらとしていながら口当たりはしっとり柔らかという絶妙なバランスを生み出している。

     

    仕上げに昔ながらの〈こじま〉の焼印を押して完成。

     

    職人技が光る 長崎伝統の角煮

     

    豚肉は昔ながらの皮付き三枚肉。何度も丁寧に下ゆでをすることで灰汁と余分な脂を落とし、旨みだけを凝縮する。

     

    継ぎ足し続けた秘伝のタレは素材からこだわっており、無添加の国産丸大豆醤油などを使用。

     

    じっくり煮込むことで旨みがぐっと深くなる。常に手間を惜しまず、割烹料理人ならではの心意気を忘れずに。

     

    妥協することなく、より一層おいしい角煮を目指し続ける。

     

    角煮の味わいをそのまま伝える 徹底した品質・衛生管理

     

    受け継がれてきた製法だけではなく、角煮のおいしさを支える品質・衛生管理も徹底している。

     

    田中町の製造場では衛生管理の設備を早期に導入。さらにそれぞれの工程ごとに担当者を分けており、食品に直接手を触れることがないようしっかりと管理している。

     

    全スタッフが普段から衛生管理に気を配り、安心・安全を第一に角煮作りに励む。

     

     

    角煮家こじま 店舗・ネットショップで販売中!

    〈こじま〉の角煮まんは銅座町店、夢彩都店、チトセピア店、または工場直売店でも購入することができる。

    角煮まんの他にも、角煮を使った様々な商品を販売。大切な人への贈り物や、ちょっと贅沢な食卓にもピッタリのものが充実している。

    ネットショップからも購入可能。お歳暮シーズンには要チェックだ。

     

    きれいに包装された角煮家こじまの角煮まんじゅう

    Information

    〈角煮家 こじま〉

    電 話:0120-822-543
    H P:http://www.kakuniya.com
    (現在、一般の方の工場見学は受け付けておりません)

     

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