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  • ふらり。旅する長崎 - ながさきプレス - Page 2( 2 )

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    第19回 「秋深まる、奥雲仙へ」

    第19回 「秋深まる、奥雲仙へ」

     朝、目が覚めて窓を開けると、少しひんやりとした、乾いた空気に身を包まれる。陽射しは柔らかな黄金色で、空は高く、すっきりと青い。ああ~っ、このままお弁当を持って、どこかへお出かけしたい!爽やかな秋晴れの朝って、どうしてこんなにもウキウキするのかしら。今度の旅は、秋を存分に味わえる自然の中にしよう…。そんな風に考えていた...
    第18回 「茂木で、お月見」

    第18回 「茂木で、お月見」

     早いもので、もう9月。この暑さでは、えーうそでしょう、という感じだけれど、暦の上では間違いなく秋が近づいている。去り往く夏が名残惜しいような気もするが、楽しみの多い秋の到来にうきうきするのも本当。「中秋の名月」を粋に愛でる、そんな秋のはじまりもいいなあ…と思っていたところ、長崎市は茂木町に、「月見台」なる、何ともおあ...
    第17回 「アメリカンなまちへ!」

    第17回 「アメリカンなまちへ!」

     梅雨も明け、すっかり夏らしい陽気ですネ。あまりの暑さに気が滅入るけれど、やっぱり夏は開放的で楽しいもの!ここ数ヶ月、茶市やお寺など日本らしい旅をお届けしてきたこのコーナーも、今回は打って変わってアメリカ~ン、何とも賑やかなイベントをお届けします。 去る、6月最後の日曜日。訪れたのは、日本一長いアーケードとして有名なさ...
    第16回 「長崎の、清水寺へ」

    第16回 「長崎の、清水寺へ」

    「清水寺」といって真っ先に思い浮かぶのは、京都にある、あの有名すぎるお寺。   ふっふっふ…修学旅行で訪れた、なんて方も多いのでは?   実は長崎市内にも、同じ名前を持つお寺がある。「きよみずさん」の愛称で親しまれる、安産祈願で有名なお寺だ。     日本には、「清水寺」と名のつ...
    第15回 「早岐茶市をぶらり」

    第15回 「早岐茶市をぶらり」

     「市(いち)」って何だか、すごくワクワクする。一つの場所に、あちこちからいろんな人がいろんな物を持ち寄って、ワイワイがやがや、いい意味での雑多さや活気が溢れていて。威勢のいいおじちゃんおばちゃんに声をかけられたり、珍しい食べ物や、ちょっと怪しげなもの、へんてこりんなものも紛れていたりして。日本以外では、フランスの「マ...
    第14回 「東彼杵の新茶にであう」

    第14回 「東彼杵の新茶にであう」

     桜も散り、すっかり日も長くなって…春ですね。ついこの間まで、寒々しい裸の姿だった木々に、ぽつぽつと可愛らしい新芽を見つけたり、すっかり白茶けていた原っぱが、嘘のようにみずみずしい緑に覆われていたり。どこもかしこも生命のみなぎりでいっぱいというか、エネルギー全開!というか…。みるみるうちに成長する植物の姿に、何だか元気...
    第13回 「島原で薬草三昧の旅」

    第13回 「島原で薬草三昧の旅」

     学生の頃、真剣に「魔女」に憧れたことがある。といっても、黒い服に身を包み、とんがり帽子をかぶって、魔法を唱えたい…なんて願望を持っていたわけではない(さすがにね)。そうではなく、庭でハーブや薬木を育て、その特性や薬効を知り尽くし、「おなかが痛いの?じゃあこれね」なんて言いながら、薬を調合できるような人に憧れていたのだ...
    第12回 「小さな春を見つけに、佐々へ」

    第12回 「小さな春を見つけに、佐々へ」

     ああ、早く春が来ないかなあ…そんなことばかり考えてしまう今日このごろ。寒さでちぢこまったカラダが少しずつほぐれて、ぽかぽか陽気に心までホワンとゆるむ、あの感じ。「ちいさい秋みつけた」の唄はあるのに、「ちいさい春みつけた」の唄はないのかな…でもこれから、ひと足早い春を見つけに行くんだもんね、なんて思いつつ、長崎市内から...
    第11回 「有明のまちをあるく」

    第11回 「有明のまちをあるく」

     県内各地の名所を訪ねるふらり旅も、気がつけば10回を超えた。車で通りかかることはあっても、わざわざきちんと訪ねたことはなかった場所。名前だけは知っていても、詳しいことは何も知らなかった場所。長崎ならいつでもいけるからと後回しにしてきた場所…。みなさんにも、思い当たるふしがあるのではないだろうか。「地元民が意外と、地元...
    第10回 「小浜でぬくもる冬の旅   <br>おたっしゃん湯と小浜ちゃんぽん」

    第10回 「小浜でぬくもる冬の旅
    おたっしゃん湯と小浜ちゃんぽん」

     寒い。とても寒い。こんな寒さの時には、コタツの中でごろごろして、できるだけ外に出たくない…なんて思ってしまうけれど、あえて「えいやっ」とどこかへ行くならば、それはやっぱり温泉でしょう。日本人だもの。ひとまず小浜へ行くことにするが、旅館の貸切湯や「ほっとふっと105」の足湯では、いつもと同じだし…というわけで少し調べる...
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