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〈山王神社vol.2〉修学旅行で自慢できる! 山王神社“もう一歩”踏み込んだおはなし。

ながさきプレス観光課「山王神社」のおはなしvol.2

修学旅行で自慢できる! 山王神社“もう一歩”踏み込んだおはなし。


山王神社についてお話する上で避けては通れないのが、”原爆”のこと。
爆心地から800メートルほどの距離にある山王神社は、当然その被害に遭っています。
そんな脅威にも耐え抜き、今日までその姿を残しているものがあり、それを目当てに訪れる人が多いのです。さぁ、もったいぶってないで、ズバリ紹介してきましょう。

半身を残し、今なお残る奇跡の鳥居 一本柱鳥居

山王神社を紹介する上で最も注目したいポイントのひとつが、一本柱鳥居、別名片足鳥居です。原爆の脅威に曝されながらも、半身だけはなんとか持ちこたえ、現在まで残っています。まさに神がかったような奇跡ですね!

山王神社の参道には、一の鳥居から四の鳥居までありましたが、現在残っているのはこの半身を残した二の鳥居のみ。一の鳥居と二の鳥居は、爆風に対して並行に建っていたため倒壊を免れましたが一の鳥居は、その後に交通事故に遭い、今は跡形もありません。二の鳥居のもう半分、柱などの倒壊部分は参道の脇に残っていますが、無傷であった一の鳥居の方は何も残っていないのが、なんとも皮肉な……。

 

そして、この鳥居、一瞬ですが実はあの「シン・ゴジラ」にも登場しているんです!石原さとみ演じる米国大統領特使カヨコ・アン・パタースンの祖母が被ばく者で、彼女自身も被爆三世というルーツだという設定でした。
原爆・戦争の凄惨さを改めて感じられる、そして、その中でも力強く生きていこうというメッセージも読み取れるようなスポットです。

深き生命力を感じる、力強い2本の大木 被爆クスノキ

「原爆の力に打ち勝った、生命力を感じられるもの」と言えば、境内にそびえているこのクスノキも同様です。こちらがもう一つの注目ポイント被爆クスノキです。

 

旧浦上街道沿いの入口すぐそばに、行き交う人を護ってくれるかのように佇む、2本のクスノキ。この木々もまた、原爆の爆風と熱線を受けながらも生きながらえたという、奇跡の象徴です。被災により、一時は葉が落ち枯れ木のような状態になっていましたが、2ヶ月が過ぎたあたりから新芽を芽吹くようになり、次第に樹勢を盛り返してきたのだとか。

大きさは、神社に向かって左側のクスノキが、高さ17.6m/幹周り6m58cm、右側の木が高さ21.0m/幹周り8m63cm。それぞれ5~600年樹齢があるそうです。どちらも爆風により上部が失われたため、幹の太さにくらべて高さはありませんが、ふたつの木が交錯して一体のような姿を形成し、40メートルにも広がる大樹冠ぶりは、そこはかとなく力強さを感じさせてくれます。右側の木には階段が設置されていて、より間近に近付けてふれることもできます。蘇った大楠に直接手をふれることでその生命力にあやかろうと、多くの参拝者の方が訪れているのだとか。たしかに幹に手を置くと、ほんのり温かみを感じるような、力を貰えたような気分になりますね。

 

名称

山王神社

アクセス

JR長崎駅から路面電車(赤迫行乗車)利用、「大学病院」電停下車、徒歩7分

駐車場

周辺にコインパーキングあり

お問い
合わせ

TEL:095-844-1415
http://www.sannou-jinjya.jp/

場所

長崎県長崎市坂本2丁目6-56

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