ながさきプレスWEBマガジン

2026年5月8日に長崎先行公開!長崎オールロケの映画『いろは』 の主演の姉妹役を務める、川島鈴遥さん、森田 想さんに独占インタビュー!

 

 

2026年5月8日(金)に長崎で先行公開される、佐世保市出身の横尾初喜監督が手掛けた映画『いろは』。
今作は『こはく』、『こん、こん。』に続く、全編を県内オールロケで制作する「長崎 MOVIE PROJECT」の第3弾だ。

 

 

『いろは』ポスタービジュアル©2026 BLUE.MOUNTAIN
『いろは』ポスタービジュアル ©2026 BLUE.MOUNTAIN

 

 

あらすじ

長崎県・佐世保市。実家の茶舗を手伝いながら暮らしている、内向的な時田伊呂波(川島鈴遥)。そこへ社交的で自由奔放な姉・花蓮(森田 想)が5年ぶりに帰郷し、「私、妊娠してんの。男に会いに行くけん、ついてきてよ」。戸惑いつつも、父親候補の3人を探す旅に同行することに。両親には内緒のまま、葛藤や不安を抱え、佐世保、長崎市内、諫早、雲仙へ。ぎくしゃく姉妹の長崎横断ドライブが始まる。

 

 

 

今作にて、主演・時田伊呂波役の川島鈴遥さん、姉・花蓮役の森田 想さんに、東京と長崎をリモートでつなぎ、インタビューを行いました。

 

—— 今回の出演は、オファーまたはオーディション、どちらで決まりましたか?また、出演が決まった時の感想を教えてください。

 

川島鈴遥さん(以下、川島)
オーディションの面談に参加させていただきました。結果が出るまでに1カ月半ほど時間がかかり、「もう駄目だったのかな?」と思いながら待っていたので、決まったときは本当に良かったと安心する気持ちとうれしさと同時に、初主演は緊張するなとも思いました。でも、お姉ちゃん役に森田さんがいる安心感が強くて、頼るところはしっかり頼って支えてもらおうという思いで頑張りました。

 

森田 想さん(以下、森田)
私は企画を聞かせてもらったときに、ガッツリ姉妹役で、りりちゃん(川島鈴遥)の役名がタイトルにもなっているという要素が直感的に好きでした。お世話になってる方からも今回のお話を聞いていたので、今回お姉ちゃん役として、一筋縄ではいかないような役なんだろうなっていう印象を受けましたが、妹役になる方と一緒に長崎を盛り上げるとともに、良いものを全国に届けられるような映画にしたい、楽しそうだなと思ってやらせていただきました。
そして、子役時代から気にしていた、りりちゃんが伊呂波役に決まった時、今回二人でずっと一緒にいるような役だったので撮影前からすごく楽しみにしていました。

 

 

 

—— 内向的で消極的な伊呂波を演じた川島さん。川島さんは伊呂波を演じてみて、ご自身との共通点や共感できる部分はありましたか?

 

川島
伊呂波が抱えているものは自分も常に持っているものだったので、すごく演じやすいなと思いました。でも、私自身は明るめな性格なので、人と接しているときや役に入ってないときに明るさが出ているときがあるなと思っていて。その明るさをどのくらい消すのかという塩梅を現場で探りながら、お芝居をしていました。

 

 

 

—— 先日、横尾監督にインタビューをした際も、役と真逆で川島さんはとてもキラキラしていて明るい性格と仰っていました!

 

川島
現場では横尾さんから「りり」って呼ばれていて、スタートがかかる前にスタッフさんとニコニコ話していると、「りりが出ちゃうから、あんまり笑わせないで」と言われてましたね(笑)。そこは、監督と一緒に作り上げた伊呂波像がありました。

 

 

 

—— 自由奔放で世渡り上手な花蓮を演じた森田さん。花蓮とご自身との共通点や似ている部分はありましたか?

 

森田
自分がこうしたいとか、今回父親捜しするからついてきてという花蓮自身のことがきっかけで物語が始まりますが、自分主体となって動くことが私自身も多いです。自分が自由がゆえに、相手を振り回すところが共通している、馴染みがあるなと思いました。それ以外の要素は花蓮として、どういう気持ちでその男性3人と関係があったのかなと、その部分は考えどころがあるなと思ってやりました。

 

 

 

長崎にて全編オールロケを敢行された今作では、県内のお店や街並み、風景など、地元ならではの場所が多く登場。お二方に長崎を訪れてみての印象や、長崎で食べたご当地グルメなどについて伺いました。

 

—— 長崎は初めて訪れましたか?

 

森田
私は、初めてでした。

 

川島
私はオーディションの結果待ちの期間(審査期間)が長かったということもあって、「長崎に行っちゃおう!」と思い、長崎へ行きました。伊呂波役に決まりますようにと諏訪神社でお祈りしたり、平和記念公園なども行ったりして観光して帰りました!

 

 

 

—— まさか、長崎に来ていらっしゃったとは!長崎県民としてうれしいです。
今回、長崎オールロケで撮影をされたとのことですが、佐世保、長崎市内、諫早、雲仙で感動した風景や記憶に残っている場所はありますか?

 

川島
撮影の中心地となった佐世保が、やっぱり印象深いです。街並みが栄えているところと、そうではないところが混在していて。そういう街並みが、伊呂波と花蓮の関係性を表しているような感じがしました。その佐世保市で伊呂波は育ったんだなと思いながら、撮影をしていました。特に、伊呂波の家がある戸尾市場がすごく印象に残っています。

 

森田
私は佐世保市内の滞在が短くて、佐世保バーガーを食べられなかったことが悔しいです!(笑)
撮影では、車のシーンが多かったのでスタッフさんが運転してくれる中、ひたすら道をぐるぐるしていました。それで、長崎市内を覚えたといっても過言じゃないです。次、右だなみたいな(笑)。それでいうと一番記憶が深いのは、長崎市内のドライブですね。長崎駅前のアミュプラザや、車通りが多いところも撮影で通りました。

 

 

 

—— 横尾監督のインタビューでも、繁華街で牽引車で引っ張りながら撮影を行ったと伺い、驚きました!姉妹の旅の中でもさまざまな場所を訪れたと思いますが、撮影時に長崎ならではのグルメは食べられましたか?

 

森田
一番好きになったのは「雲仙ハム」。旅館の朝ごはんのシーンでお料理として出てきたときに、めちゃくちゃおいしくて!そのあと、スーパーに行って買いだめしました。

 

川島
佐世保の玉屋のサンドイッチです。撮影前にちょっと早く入らせてもらって監督たちと町を練り歩いているときに、プロデューサーさんが「これオススメなんで」って教えてくれて買ってきてくださいました。おいしすぎてずっと食べてました(笑)。普通のサンドイッチよりマヨネーズが甘くて、とてもおいしかったです!

 

 

 

—— 脚本を読んだときに印象に残っているシーンや、一番注目してほしいシーンはありますか?

 

森田
昨今の、家以外の場所へ二人で出かける物語を観るのが好きで、映画的にどのように素敵に映っているのかなと思っていました。完成したものを観たら、ドライブの風景や景色、お互いの表情の切り取られ方などがすごく好きだったので、空気感がうまく伝わっているなと感じました。また、そのシーンに音楽がのったときにいいなと思いました。

 

川島

私はカフェのシーンですね。劇中で初めて姉妹が対峙するシーンだったので、あそこで私自身も演じながら、「あっ、旅が始まるんだな」と思いました。伊呂波の嫌だなって気持ちだったり、ちょっと変わりたい気持ちにワクワクしていたり……、そういう思いを感じたので、そのカフェでのシーンに注目してほしいですね。

 

裏話で、カフェのごはんもとってもおいしかったのですが、そのシーンの撮影の前に昼食を食べてしまっていて。もう食べられないよと思いながらグリーンピースとかをいじっていたりしてました(笑)。

 

 

 

—— まさか、昼食後に撮影されていたとは……!

 

森田
実は、あるあるなんですよね(笑)。

 

 

 

—— お二方は関東のご出身ですが、地元民からしても違和感がない、すごくナチュラルな長崎弁でした。どのように習得されたのですか?

 

川島

イン(撮影期間)前に長崎弁の音源を聞いて、反復練習をして撮影に臨みました。長崎弁を聞いているだけだと会話の流れで少しニュアンスが違うことがあり、最初は現場で直していましたが、監督やスタッフさんなどが長崎弁を話す方ばかりだったので、なんとなく聞いていくうちに耳が慣れて普段話していても長崎弁が出るようになっていきました。

 

 

 

—— まるで、長崎出身なのかと思うくらいスラスラと話されていて、本当に驚きました!

 

川島・森田

うれしい!不安がなくなりました!

 

川島

しかも、あの防波堤のシーン(物語終盤の姉妹が喧嘩する場面)では、アドリブかつ長崎弁でいきたいと言われていたので。ちゃんと習得しなきゃと思って、一生懸命勉強していました。

 

川島

ちょっと方言を話そうとすると関西弁になりがちだけど、長崎弁はそれとは違うということを教えてもらいました。その防波堤での撮影シーンでは、どちらかというと方言よりは感情優先でやりましたが、今の関西弁だったかなと思ったり、徐々にヒートアップしていって、(方言が正しく言えていないと)しらけたりしないかなと思っていたので、そう言っていただけてうれしいです!

 

 

—— 今作はどのような方に観てほしいですか?

 

川島

日々悩んでいたり、自信が持てない人に観てほしい作品です。背中を押すというよりは、寄り添ってくれる映画であり、考え方を押し付けるような映画ではないので気軽に観てもらえる作品だと思います。そういう部分に、より注目して観ていただきたいです。

 

森田

普段、自分が出演する作品では、同世代の方に、演じる役に共感してほしいという思いでコメントすることが多いです。ですが今回、別のインタビューで「父親目線で観てました」という言葉をいただき、自分の親やその世代の方々にも、フィルターなく純粋に映画として楽しんでもらえるのだと改めて感じました。

 

伊呂波という女の子の家族や姉妹の物語を、愛情深く見守っていただけたらうれしいです。きっと温かい気持ちで観てもらえると思うので、幅広い世代に届いてほしいです。

 

 

 

—— 最後にファンや、ながさきプレス読者へ向けてのメッセージをお願いします。

 

川島・森田

ここまで読んでくれてありがとうございます!

 

川島

先ほども同じようなことを言いましたが、この作品は自分に自信が持てないと感じる人に観ていただきたいなと思っています。作品に触れ合う機会がどんどん減っていってしまっている方が多いと感じているので、ここまで読んでくださった皆さんのお力もお借りしながら、この作品、そして長崎も盛り上げていけたらと思います!

 

森田

この映画は、長崎が舞台、長崎出身という設定だけにとどまらず、ロケーションから言葉、出演者の方に至るまで、完全に「長崎オリジナル」にこだわって横尾さんと一緒に作り上げました。私たちが東京から来た際、地元の皆さんが温かく迎えてくださったからこそ完成した作品です。

 

まずは、長崎でいち早く公開するので地元の方々に観てもらって、皆さんに馴染みある場所が映っているので、そういう発見も楽しんでもらいたいです。長崎の風景や空気の美しさを、東京、そして全国の皆さんへ届け、映画の魅力として反映されたらいいなと思います。

 

 

—— 長崎での公開を楽しみにしております。また、長崎にも遊びにいらしてください!ありがとうございました!

 

 

 

Next Interview

 

次回は、長崎発!青春ロードムービー『いろは』完成披露試写会の様子をお届けします!
どうぞ、お楽しみに!

 

 

 

Return Top