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〈頼れるまちの薬剤師さん〉薬局から電話がかかってくることは当たり前?

 

薬局から電話がかかってくることは当たり前?

 

見知らぬ番号から電話が入って、恐る恐る出たら「○○○薬局です」なんて経験をされたことはありませんか?

 

薬局からの電話で、ここ2年で大きく変わったことが二点あります。

 

 

「①0410対応」

 

通常、皆さまが薬を調剤薬局でもらう時は、病院を受診し処方せんをもらい、それを引き換えに薬を調剤してもらうことが今までのかたちでした。

 

 

しかし、現在流行しているコロナウイルス感染症によって大きく変化しました。

 

病院の受診ではなく電話などで受診し、病院からFAXなどにより送付された処方せんを一時的に原本としてみなしていいことになりました(原本は後日、病院から郵送されてきます)。

 

みなしの処方せんにて調剤を行い、薬剤師が患者へ電話などにより必要な服薬指導を行います。そして薬の郵送が可能となりました。

 

つまり、患者さまは受診から薬までを家に居ながら受けられるようになったのです。
この対応は、令和2年4月10日に発出され、「0410対応」と呼んでいます。

 

 

②服薬期間中のフォローアップの義務化

 

もう一点は、服薬期間中のフォローアップが義務化されました。

 

以前は、薬局窓口にて薬をお渡しして終わりでした。
それでは次の受診まで、どのように過ごされているかわかりません。強いて言えば、次の受診した時に先生にお伝えするぐらいでしょう。

 

フォローアップの内容は、例えば、新しい薬が始まり、副作用が出やすい時期に薬局から電話をして体調確認を行います。

 

他にも重篤な副作用がある薬を服用している方、痛みが強い方など様々な不安を抱えている全ての方がフォローアップの対象です。

 

体調確認を行ったあと、主治医に報告を行います。医師と患者さまが次に受診する前に情報が集められ、次の診察の判断材料になります。

 

 

薬局からの電話は、患者さまとのつながりであります。

 

患者さまのことを第一に考え、「心温まる医療」を目指していきたいです。

 

 

 

Q&A
今回お話を伺ったとまと薬局ってどんな薬局?

 

Q:とまと薬局はどんな薬局ですか?

 

A:患者さまのことを第一に考え、「心温まる医療」を目指しております。
稀少疾患の薬など多数の医薬品を取り扱っています。

 

 

Q:普段気がけていることや、こだわっていることを教えてください。

 

A:薬局における待ち時間の短縮、丁寧な接遇です。

 

 

Q:特にこんなことができます!というところを教えてください。

 

A:薬局での丁寧な説明はもちろんのこと自宅に居ながら服薬期間中のフォローアップ、そしてご自宅への配達などの在宅医療まで幅広く対応します。

 

 

Q:とまと薬局の歴史またはエピソードを教えてください。

 

A:長崎大学病院が院外処方を発行し始めた同時期の平成4年1月に開局し、私で三代目になります。

 

 

Q:お客様へのメッセージ

 

A:ご不明なこと、不安なことなど365日24時間ご相談に対応致します。

 

お気軽にお薬相談に来てください!

 

 

名称

とまと薬局

営業
時間

9:00~18:15(土曜日は9:00~13:15)

定休日

日曜・祝日

お問い
合わせ

TEL:095-843-1483

FAX:095-843-1484

備考

各種クレジット・交通系電子マネー対応。オンライン処方箋受付・オンライン服薬指導。

医薬品は約1800品目と多数取り扱っています。

場所

長崎県長崎市平野町23-6

長崎県薬剤師会×ながさきプレス 気軽に読める医療コラム「頼れるまちの薬剤師さん」

 

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