土地と建物の関係について
自分が所有する敷地面積いっぱいに家が建てられると思っていませんか。実は、敷地面積に対して、実際に家を建てられる大きさは、土地の種類で大きく変わることを知らない人も多いはず。
例えば、アミュプラザ長崎や夢彩都などは『商業地域』に属し、敷地面積が100%だとしたら、その分の80%だけ建物を建てることができます。用途地域は、建築基準法でそれぞれの地域ごとに建築できる建物が制限されます。用途地域は、第一種住居地域や第二種住居地域など全部で12種類ほど。
家を建てるとき、土地を選定するのは、工務店やハウスメーカーでももちろんしてくれますし、公共の機関で用途地域のことを調べることも可能です。
下記の例を見てみましょう!
建ぺい率
敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合。敷地の何%が使えるかを示すもので、各用途地域ごとに制限が定められています。
容積率
敷地にどれだけの延べ床面積の建物が建てられるのかを示すもので、各用途地域ごとに制限が定められています。
まとめ:基本ルールに沿った家づくりを!
家を建てるときの土地選びは、重要なポイントですね。職場や公共交通機関などアクセスに便利だったりと、家づくりは周りの環境にも大きく左右されます。長崎で十分な広さの1階建てを建てようとするとき、2階建てよりも屋根や基礎が大きい分、コストがかかってしまいます。家づくりは、建築基準法など国の定めた決まりを守ってからようやくできるもの。建築図書館では家づくりに関しての疑問や悩みを随時受け付けています。
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