長崎の港側、路面電車が走る「大浦海岸通り」のすぐそばに、赤煉瓦の美しい洋館が見える景色が帰ってきました。

11年の保存修理を経てオープン!
約11年に及ぶ保存修理工事を経て、2026年1月30日に開館する国指定重要文化財「旧長崎英国領事館」。
この場所は、ただ歴史を「眺める」だけじゃなく、座ったり、めくったり、触れたりと、五感で楽しめる体験型スポットに進化していました。
新しくなった注目スポットの見どころをレポートします!
お散歩ついでにふらっと。建物の空気感を間近で体感!
この場所の魅力は、敷地へ足を踏み入れた瞬間から始まります。 重厚な赤煉瓦の外観や、居留地時代の面影を残す立派な塀を間近で見られるのは、港側を散策する際に嬉しいポイント。
館内には、気軽に立ち寄って建物の雰囲気を味わえる無料エリアも用意されています。まずは気負わずに、100年前の時間が流れる空間に身を置いてみてください。 ※エリアごとの詳細は、現地の案内表示をチェックしてみてくださいね。
「歴史って、こんなに遊べるの?」ついつい夢中になる仕掛け
館内をじっくり巡ると、楽しい仕掛けがたっぷり用意されていることに気づきます。「歴史の展示って難しそう……」というイメージが、きっと変わるはず。
・パネルをくるっと!「32のキーワード」
ずらりと並んだパネルには、当時の暮らしを知るヒントが。イラストが描かれた表面を「くるっと」裏返すと解説が出てくるつくりで、ついつい全部めくりたくなってしまいます。

・最新タッチパネルでタイムトラベル
大きな画面を指で操作!現代の地図から当時の古地図へ一瞬で切り替えられたり、気になるスポットをタップしたり。タイムトラベル気分で、長崎の街を知ることができます。
・領事の机に座ってみる?
再現された執務机に座ったり、引き出しをそっと開けて隠れた展示を見つけたり。自分から動いて発見する楽しさが、ここには詰まっています。


「まるで映画のワンシーン。」応接間で憧れの領事気分を味わって

入口から右手にある「食堂・応接間」へ入ると、パッと目の前が華やぎます。
ここは大切なゲストを招くための特別な場所。天井の繊細な装飾や暖炉の美しさは、まさに映画の世界です。

嬉しいのは、ここにあるアンティークのソファやテーブルを、実際に触れること。 重厚な空間で写真を撮れば、100年前の英国にタイムスリップしたような、優雅な1枚が残せます。
(ソファ等は、長く使えるようにお休み期間を設けている場合がありますので、ご了承ください。)
!当施設は、歴史を今に伝えるかけがえのない場所です。館内には鑑賞のみをお願いしているエリアや、手を触れないようお願いしているものもあります。掲示されている案内を必ず確認し、施設を大切に扱いながら、この美しい空間を楽しみましょう。
ミニチュアの世界にキュン。暮らしがのぞける紅茶のコーナー

英国文化といえば、やっぱり紅茶。展示の中には、ティータイムの過ごし方を再現した、精巧なミニチュア展示もあります。
暮らしの中にどう紅茶が根付いていたのかがパッと目で見て伝わるので、歴史に詳しくなくても素直に楽しめます。

実は、日本でここだけ。11年かけて守り抜かれた「本物の姿」
現在の洋館は、1908年(明治41年)に建てられたもの。 本館だけでなく、周りの塀や職員住宅まで含めて“敷地まるごと”当時のまま残っているのは、日本でここだけの超レアな光景なんです。

建物を守るための「免震の仕組み」を体感できる模型もあり、11年という修理期間を経て丁寧に守られてきた想いを感じることができます。
アートと港の景色に癒やされる。2階の記念美術館へ
2階は、かつて領事の家族が過ごしたプライベートな空間。
現在は、長崎の風景を描いた画家・野口彌太郎の記念美術館になっています。

窓の外の港の気配を感じながら、静かにアートを味わう贅沢な時間は、旅のいいリフレッシュになりそうです。
大浦天主堂やグラバー園からも歩いてすぐ。お散歩ついでに、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
| 名称 |
旧長崎英国領事館 |
|---|---|
| 営業 時間 |
開館時間: 9:00〜17:00(最終入館16:30) |
| 定休日 |
休館日: 月曜(祝日の場合は開館)、年末年始 |
| 備考 |
入館料: 一般700円/小中高生350円 アクセス: 路面電車「大浦海岸通り」下車徒歩3分、バス「メディカルセンター」下車徒歩2分 |
| 場所 |
長崎県長崎市大浦町1-37 |



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