ながさきプレスWEBマガジン

  • <長崎の酒蔵で出会えるお酒>
    第3話 これって日本酒!?「フィランド夢名酒」

     

     

     

    日本酒だとは思わない日本酒

     

    フィランド夢名酒
    [ロンドン酒チャレンジ 金賞受賞]

     

    世界遺産の平戸の春日棚田米を使用した低アルコールで、甘酸っぱい白ワインのような純米酒。
    爽やかな香りと、まろやかな優しい味わい。
    飲まない方向けに開発されたものなので、日本酒初心者の方にもおすすめ。

    チーズやフルーツともあい、ワイングラスで冷やして召し上がるのが◎

     

     

     

    「フィランド夢名酒」はここから生まれた

     

    平成の頃、ワインブームで日本酒の需要が落ち込んだ時代。
    そんな中、「ワインのような日本酒が作りたい!」、「日本酒が苦手なひとにも楽しんでもらいたい!」という想いから誕生したお酒。
     
    春日の棚田が後世に遺っていくようにと、世界遺産の構成資産となった「春日の棚田」のお米だけを使用。
    平戸市がバチカンのローマ法王を訪ねられた際には、「フィランド夢名酒」が献上された。
    また、海外でどのように評価されるか知りたく、ロンドン酒チャレンジの鑑評会に出品したところ金賞を受賞し、国内のみならず海外でも大変好評であることがわかったそう。

    森 幸雄さん

    「継なぎ絆がる酒造り」を社是として、歴史を継承し、お酒を通してより多くの方々と絆っていくことを目標にしています。

    120年を超える歴史を持つ
    日本最西端の酒造

     

    かつて「フィランド」として知られ、長崎出島よりも以前から海外貿易の拠点として栄えた歴史ある港町で誕生した「森酒造場」。

    山や海に囲まれた自然豊かな環境に位置しており、平戸の名水と地元のお米を大切にして酒造りを行っている。

    この酒造場では、「継ぎ絆がる酒造り」をテーマに掲げており、最教寺のふもとから湧き出る名水と地元のお米によって平戸の酒を醸造している。

    酒造りのプロセスでは、伝統的な製法と最新の技術を組み合わせており、品質の高い地酒を生み出し、また、森酒造場は地元の人々との絆を大切にし、ふるさと資源を使用することで、地域とのつながりを深める。

    これからも、長い歴史と伝統に裏打ちされた酒造りの技術と情熱を持ちながら、地元の豊かな自然と人々の絆を大切にし、地域と共に発展してく。

     

     

     

     ー インタビュー ー

    そのお酒を購入できる場所を教えてください。

    ●飛鸞シリーズ(生酛・純米造り)
    オンラインショップ及び店頭では購入不可。購入可能な店舗は弊社のHPよりお問い合わせください。
    ●フィランド夢名酒
    オンラインショップ及び店頭で購入可能。
    (※昨年は品薄状態が続いた人気商品で、一時的に販売中止される場合もある。)
    【オンラインショップ】https://mori-shuzou.shop-pro.jp/

    酒蔵の見学はできるか教えてください。

    随時見学可能だが工場内部は不可。
    明治蔵で20分前後の説明会となる。(団体客予約必須 個人予約不要)

    お酒が飲めない人向けのノンアルコール商品があれば教えてください。

    ●飛鸞のあまざけパウチ
    「一日一本甘酒習慣」で美容と健康を考えた、麹100%で作られた甘酒。飲みきりサイズのパウチ。
    ●蔵出しあま酒
    冬は、レンジで温めて、風邪の予防として、ショウガ汁を入れて飲むととても暖まる。夏だと冷蔵庫でよく冷やして飲むのがおすすめ。
    詳細はこちら➜https://mori-shuzou.jp/food_cat/amazake/
    名称

    有限会社 森酒造場

    営業
    時間

    9:00~17:00

    定休日

    不定期

    お問い
    合わせ

    0950-23-3131

    場所

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