ながさきプレスWEBマガジン

  • <長崎の酒蔵で出会えるお酒>
    第4話 13度の原酒「杵の川 13」

     

     

     

    低アルコールの原酒

     

    特別純米原酒 杵の川13
    [ブロンズメダル 受賞]

     

    酒造好適米「山田錦」を100%使用し、清冽な多良岳の伏流水で仕込み、加水せず低アルコールに仕上げられた原酒。
    リンゴを想わせる香りと酸が心地よく、飲み込んだ直後にいなくなるキレのよさが抜群。
    テーブルワインの様に、気軽にお料理と合わせて愉しめる。

     

     

     

    原酒・・・水を加えていない、アルコール分は20%前後と高いままのお酒のこと。

     

     

    「特別純米原酒 杵の川13」はここから生まれた

     

    一般的な日本酒よりもアルコール度数を低くし、飲みやすく且つ味わいがジューシーな純米酒を作りたいと企画され誕生した。
    地元農家さんと育てている「諫早産山田錦」を100%使用し、微生物たちにストレスを掛けず、特別な製法で育てたお酒。

    瀬頭 信介さん

    弊社は創業天保10年「良か人と良か酒を育む酒蔵」を
    ブランドアイデンティティーとした諫早市唯一の酒蔵です。
    県内最大の穀倉地帯でもある諫早市で、地元農家さんと共に米作りから酒造りまで
    自分たちの目が行き届くよう心掛けています。
    地元の豊かな山海の幸とペアリングして頂ける食中酒をつくり、
    弊社の県内唯一の杉樽職人一ノ瀬安史の樽酒も人気です。

    良か人と良か酒を育む酒蔵

     

    天保10年(1839年)に長崎県東彼杵町で「丁子屋醸造」として創業。

    昭和55年には、長崎県内の丁子屋醸造、黎明酒造、雲仙酒造、佐賀県の呉竹酒造の4つの蔵が合併・営業権譲渡により「清酒杵の川」が誕生。

     

     

    和を大切にし、杜氏のもと、酒造りに対して常に真摯に且つ謙虚に取り組まれている「株式会社 杵の川」。

    代表や働かれている方々からの笑顔からは、酒造りへの誇りと喜びが溢れているのが伝わってくる。

    良か人が育てるお米から、良か大地が育んでくれたお水を使い、そして良か人の手から醸されたお酒は、今日もどこかで誰かの人生を豊かにし、良かひと時として愉しまれていることだろう。

     

     

     

     ー インタビュー ー

    そのお酒を購入できる場所を教えてください。

    ●特別純米原酒 杵の川13
    県内の酒販店、杵の川オンラインショップでご購入
    【オンラインショップ】https://www.kinokawa.shop/shopdetail/000000000057/all/page1/recommend/

    酒蔵の見学はできるか教えてください。

    要予約。
    10月1日「日本酒の日」に蔵元新SHOPがオープン予定。
    県内観光のハブ的役割を兼ね備えた情報発信スペースで、県内中心との酒の肴や特産品も取扱いも予定している。

    お酒が飲めない人向けのノンアルコール商品があれば教えてください。

    ●杵の川甘酒
    スッキリとした上品な米の甘味が特徴で、ヨーグルトと一緒に朝食におすすめ。
    ●甘酒ジェラート
    杵の川甘酒と諫早ジャージーファームとのコラボジェラート。
    上品なミルクと芳醇な甘酒の風味で贅沢な味わい。

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