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〈長崎の路面電車vol.2〉「路面電車」に乗って長崎のまちをぐるり!その①

ながさきプレス観光課

「路面電車」のおはなしvol.2

 

おうちで楽しむ長崎観光〈長崎の路面電車vol.2〉
「路面電車」に乗って長崎のまちをぐるり!-その①-

気分だけでも観光気分に♪
路面電車で長崎のまちめぐりへ出発!

長崎の路面電車には、現在、崇福寺-赤迫の区間を走る1号系統、蛍茶屋-赤迫の区間を走る3号系統、崇福寺-蛍茶屋の区間を走る4号系統、石橋-蛍茶屋の区間を走る5号系統の4つの路線があります。

こうして路線図を眺めただけでも、観光スポットや、繁華街はもちろん、大学や病院、住宅街などの名前が付いた停留場がたくさん。
路面電車が観光だけでなく、市民の生活とも密接な関係があるのがわかります。

 

では、さっそく路面電車で長崎まちめぐりに出発!
各停留場を辿っていってみましょう。

 

1号系統:崇福寺-赤迫の区間を走る路線に乗ってみる!

アーケードや中華街などの繁華街から、原爆資料館や平和公園などの観光施設を通り、そして住吉・赤迫などの住宅街までを走るこの路線。
まずは、「崇福寺」から「赤迫」までの路面電車の旅に出発しましょう。

 

 

「崇福寺」停留場を出発!


*長崎三福寺のひとつ崇福寺に行きたい方は、ここから徒歩3分。
崇福寺では、国宝に指定された第一峰門と大雄宝殿など、多くの文化財を見ることができます。

 

「思案橋」停留場


*男性たちが花街に行こうか行くまいか思案していた、といういわれがある「思案橋」。
以前は本当に橋があったそうですが、現在は欄干の跡のみ見ることができます。

 

「観光通」停留場


*このあたりは、浜町アーケードと中華街の間にあり、観光・グルメ・ショッピングの中心部ともいえる。

「西浜町」停留場

「新地中華街」停留場


*長崎新地中華街まで徒歩2分。
この「新地中華街」停留場で5号系統「石橋」行きへの乗り換えが可能。

「出島」停留場


*停留場目の前に国指定史跡(出島和蘭商館跡)「出島」が!
ここから徒歩3分の「出島ワーフ」で美味しいものを食べるのもよし。

「大波止」停留場


*長崎港ターミナルまで徒歩5分。この「大波止」停留場は、長崎で路面電車が開通した大正4年からあり、名前も当時のまま。

「五島町」停留場

ここからは1号系統、3号系統ともに同じ経路を辿って赤迫
「長崎駅前」停留場


*この2020年4月にニューアルした「JR長崎駅」目の前。長崎の交通機関の中核を担う場所といえる。
路面電車の路線としては、ここが「崇福寺行き」と「蛍茶屋行き」との分岐点となる。

長崎駅前は「日本一カオスな駅前交差点」と言われ、三叉路で自動車やバスそして電車が行き交う複雑な駅前交差点。
その「カオス」の一旦を担うのがこの「長崎駅前」停留場。
車やバス、電車が複雑に行き交うカオスな様子は、歩道橋の上から眺めることができる。

「八千代町」停留場

「宝町」停留場

「銭座町」停留場

「茂里町」停留場

「浦上駅前」停留場


*「JR浦上駅」目の前

「大学病院」停留場


*長崎大学病院に行きたい場合はここで降車。(徒歩8分)

「原爆資料館」停留場

 

*「原爆資料館」まで行きたい場合はここで降車。(徒歩3分)

 


この停留場は「長崎西洋館」の建物1階部分をくぐる大変珍しい場所。
「長崎西洋館」が建てられた1990年当初は、この建物を駅舎にしようという計画もあったとか。
紆余曲折があり、駅舎となることはなかったが、日本で唯一の路面電車のトンネルとなっている。

「平和公園」停留場


*平和公園入口・爆心地公園入口まで徒歩1分。

「浦上車庫」停留場


*「浦上車庫」と隣接する停留場。電車が出入りするようすや、車庫に停車している電車を見ることができる。

「岩屋橋」停留場

「長崎大学」停留場

「若葉町」停留場

「千歳町」停留場

「昭和町通」停留場

「住吉」停留場

 

*住吉アーケードにはグルメスポットも多く、ショッピングも楽しめる。
住宅街も近く、市民の生活にも密着したエリア。

終点「赤迫」停留場到着!

 

*日本最西端の路面電車停留場。


電車はここから折り返し、いま来た路線を戻っていく。

 

長崎の路面電車ミニ図鑑 No.1
〇超低床路面電車5000形。車椅子やベビーカー、高齢者などにもやさしい、バリアフリーに特化した最新式の車両。グッドデザイン賞やローレル賞なども受賞した。停留場と乗降口の段差は約7cm(従来は30~40cm)

 

長崎の路面電車ミニ図鑑 No.2
〇長く愛されながら、実際に今でも大活躍している車両たち。まちなかでもよく見かけるなじみ深い、クリーム色とグリーンのレトロなデザイン。
長崎初のボギー車201・202形や、長崎初のワンマンカーとしての運行を開始した500形など。

今回は崇福寺-赤迫の区間を走る1号系統の路線を辿ってみました。
観光、グルメ、ショッピング、病院に大学まで!
こうして停留場を辿るだけで、長崎の観光や市民生活がいかに路面電車と密接な関係にあるかがわかります。

 

次回は、蛍茶屋-赤迫の区間を走る3号系統、崇福寺-蛍茶屋の区間を走る4号系統、石橋-蛍茶屋の区間を走る5号系統と3つの路線を辿っていきます!
お楽しみに♪

 

 

備考

【運賃】

大人130円

小人70円

お問い合わせ

●長崎電気軌道HP ※路線や時刻表など、詳細情報についてはコチラから
http://www.naga-den.com/

 

●長崎電気軌道facebook
@nagasakidenkikidou

 

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