
光と切り絵に包まれる幻想世界へ。
「旅する光の切り絵展」をひと足先に体験!
2026年7月17日(金)から、長崎歴史文化博物館で「旅する光の切り絵展 ~くうそうって、まほうだよ~」が開催されます。
着彩した紙を重ねて描かれた切り絵と、光や音、映像が組み合わさった幻想的な展示です。今回は開催前の内覧会に参加。会場を巡った順番に沿って、印象に残った作品や空間を写真とともに紹介します。
会場に入ってすぐ、足元に広がる光

会場へ入って最初に目を奪われたのが、小さな行灯から床いっぱいに広がる花や植物の光。
暗い空間に繊細な模様が浮かび上がり、思わず足を止めて写真を撮りたくなるほど印象的でした。展示の始まりから、光の切り絵の世界へ引き込まれます。
作品が生まれるまでの制作風景

続いて紹介されるのは、切り絵作家・酒井敦美さんの制作風景です。
着彩した紙を丁寧に切り、何枚も貼り重ねながら作品を仕上げていく様子を見ることができます。細かな作業の積み重ねを知ると、この先に並ぶ作品を、よりじっくり見たくなります。
光で二つの表情を見せる「一画二驚」

着彩した紙を何枚も貼り重ねて描かれた作品、「春の羽根」。
葉を落とした木の前に、一人の女の子が立つ、青みを帯びた静かな景色が広がっています。

ところが、光の当て方が変わると、木いっぱいに花が咲き、女の子を囲む景色が一変します。
「一画二驚」は、着彩した紙を何枚も貼り重ねて描いた絵が、光の当て方で二つの表情に変化する、物語のような作品です。
同じ一枚の絵とは思えないほどの変化に、思わず何度も見比べたくなりました。
長崎を旅して生まれた新作「地球スケッチin長崎 ~手のひらのしあわせ~」

さらに奥へ進むと、横幅約20メートルの大空間に映像が投影された大空間が現れます。
長崎会場のために制作された新作、「地球スケッチin長崎 ~手のひらのしあわせ~」です。
切り絵作家の酒井敦美さんは、音楽家の長谷川久美子さん、岡林和歌さんとともに長崎を訪れ、長崎くんちやハタ揚げ、轟峡、軍艦島、長崎原爆資料館などを巡りました。
その旅で感じた景色や時間、風、香り、音が、光の切り絵と音楽によって表現されています。
長崎の情景に包まれる映像空間

緑豊かな森や植物が壁いっぱいに広がり、会場全体が深い緑色に包まれます。
映像を眺めるというよりも、自分自身が森の中へ入り込んだような感覚になります。

透ける布にも映像が投影され、何層もの景色が重なることで、奥行きのある空間が生まれています。次にどんな風景が現れるのか、目が離せません。

海へと映像が移り変わると、会場は一面、深い青色に。
魚たちが泳ぎ、水面が揺れる様子が壁や布、足元へ広がります。音楽と映像に包まれ、まるで海の中を漂っているようでした。

映像には、長崎くんちやハタ揚げなど、長崎の行事や文化を感じる場面も登場します。
酒井さんが実際に長崎を旅し、目の前で感じた距離感や感動が、光の作品として描かれています。
作品の中に入れるフォトスポット

会場には、色鮮やかな光の切り絵と一緒に写真を撮影できるフォトスポットもあります。
クジラや魚、タコなどが描かれた海の世界の前に立つと、自分も作品の中へ入り込んだような一枚を撮影できます。
展示の後は1階のオフィシャルショップへ

展示を楽しんだ後は、長崎歴史文化博物館1階のオフィシャルショップへ。
ショップ内には、会場で出会った色鮮やかな作品を使ったグッズが並んでいます。
小さなイーゼルに飾られたアート作品や、自宅でも光の切り絵の世界を楽しめそうな商品がそろっていました。
光と音に包まれる、夏の体験型アート展
着彩した紙を重ねて生まれる繊細な切り絵から、光や音、映像に全身を包まれる大空間まで、さまざまな形で作品を楽しめる「旅する光の切り絵展」。
会場を進むたびに、作品の見え方や楽しみ方が変わります。写真だけでは伝えきれない光の動きや空間の広がりを、ぜひ会場で体験してみてください。
| イベント名 | 旅する光の切り絵展 ~くうそうって、まほうだよ~ |
|---|---|
| 日時 | 【会期】 2026年7月17日(金)~9月6日(日) 【開館時間】 10:00~18:00(最終入場17:30) 【休館日】 7月21日(火)、8月3日(月)、8月17日(月) |
| 料金 | 【入場料】 ※税込、2歳以下無料、本券1枚につき1名様1回限り有効 |
| お問い 合わせ | 長崎新聞社事業センター TEL:095-844-5261(平日 10 時~18 時) |
| 場所 | 長崎歴史文化博物館 |


