観光-おみやげ寿晏窯つくり手の心が伝わる “普段着”したい器たち 車で細い農道を通ると、海を一望できるコチラへと辿り着いた。迎えてくれたつくり手の石井さんは、学生時代にやきものと出会い、故田中一晃氏に学び、その後、矢鋪與左衛門氏に師事。「つくりたいものがたくさんあって」と石井さん。野母崎の風景が絵付けされた器や、色の濃淡のみでデザインされ...
観光スポット夫婦岩長崎南部エリア随一の パワースポットへGO! 国道499号線沿いを車を走らせていると、目に飛び込んでくる〈夫婦岩〉。ふたつの岩が、赤い注連縄で結ばれたその姿は、「ながさきいきもの自然百景」に選定されている。パワースポットとしても人気が高く、車を停めて写真を撮影するドライバーの姿も見受けられた。運が良ければ夕日が海に沈む...
ながさき島たより山城トレッキング(対馬) 戦国の歴史と、トレッキング(軽登山)の爽快感が味わえる「山城トレッキング」が人気を集めている。城というと天守閣や高石垣をイメージしがちだが、日本の城の99%は険しい山の地形を利用した実戦的な山城で、その数は3万とも4万とも言われている。 国境の島・対馬には、戦国末期の文禄・慶長の役に際し、厳原港近くに清水山城が築か...
ながさき島たより小値賀の島暮らしをお試しで(小値賀) 小値賀町では昨年から「お試し住宅」の取り組みを行っています。1ヶ月から3ヶ月の間、月額3万円で借りることができますが、1年以内に小値賀に移住された方には全額キャッシュバックしています(光熱水費別途)。昨年11月まで5組の貸し出しがあり、なんと4組が移住に結びつきました。 「観光で来る小値賀」と、「実際に暮らしてみる...
ながさき島たより壱岐島の寒ブリは日本一(壱岐) 壱岐島にも冬が訪れようとしている。壱岐の観光は夏がメインだが、冬には冬の良さがある。ほぼ雪が降らない温暖なこの島の冬の楽しみ。「ひきとおし鍋」、「湯本温泉」、「壱岐焼酎のお湯割り」などなど。考えるだけで思わず顔がニヤついてしまう。その中で、私の一番の楽しみ、それは「寒ブリ」である。 寒ブリと言えば、富山県の氷見が「...
ながさき島たより弁財天(メーザイデン)(上五島) 新上五島町有川地区は、捕鯨のまちとして栄えていた場所です。ここで行われる伝統行事「弁財天」について、今回お話します。 有川地区は昔、「くじら組」と呼ばれていた、和歌山や山口からの移住者がおり、彼らに捕鯨船や鯨の捕り方の地術指導を受けていたそうです。その時に大漁祈願の唄や網差しの唄も一緒に伝わってきています。有川地区...
ながさき島たより島ならではの文化(宇久) 今では誰も行っていないであろう「古き良き日本の文化」が、宇久島では、今もなお残っていたりします。例えば、夏に海水浴へ行く時、島の子どもたちは水中眼鏡が曇らない様に道端に生えているヨモギをちぎってきたり、近所の竹林から竹を切ってきて物干し竿の代わりにしたり、お風呂を沸かすために薪を割って準備する家があったり、内陸の牛農...
ながさき島たより国の重要無形民族文化財“へトマト”(五島) 「カーン、カーン……」 時の鉦が〝ヘトマト〟の始まりを告げる。崎山地区に伝わるヘトマトは、小正月の日に開催される伝統の祭り。少子高齢化や過疎化が進んでいる近年は、若者たちが休みをとりやすい1月の第3日曜日に開催されている。その起源も名前の由来も不明だが、今日まで大切に受け継がれ、国の重要無形民族文化財に指定されてい...
観光スポット福屋衣料店まちの歴史を今に伝える今も昔も変わらないお店 服飾品を中心に揃えながら、店内には島原らしいデザインのTシャツや帽子も。その他、荒木さんが趣味で集めているアンティークの道具や懐かしの漫画、遊び道具も。 「あんまり広げるとカミさんに怒られるんだよ」なんて笑いながら、その粋な遊び心が多くの地元客を...
ながさき島たより島生まれのあったかいおふくろの味(五島) 五島列島を構成する島の一つ「椛島」。福江港から定期船や海上タクシーで30分あまり。周囲約27キロメートルで、五島列島のほぼ真ん中に位置している。人口は130人ほどと少なく、主な産業は近海での漁業である。 この島の一角に、自分たちの力で〝惣菜店〟をつくり出した元気な女性たちがいる。民宿〈増栄丸〉の女将さんとその仲間た...
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