ながさきプレスWEBマガジン

  • 心と身体が元気なうちに、
    家の中のものの整理を始めたい!

    今回のQuestionは…   家族の節目を迎え、自分自身とパートナーの心と身体が元気なうちに、家の中のものの整理を始めたい!

     

    Kanehara’s Answer 老前整理のあるある今から始めたい!

     

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    整理前の押し入れの中の様子。使わないものが詰め込まれている状態に

     

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    「必要なもの」と「使っていないもの」で仕分けする。大きな文字でラベリングして、どこに何があるのか一目でわかるように管理。常にすぐ取り出せることを前提に!

    今から始めたい!老前整理のあるある

     子どもの独り立ちや結婚、定年退職、リフォームなど家族の〝節目〟を迎えることをきっかけに「老前整理」を提案したい。
     「老前整理」とは、その言葉通り老後を快適に過ごすための整理のこと。老前整理を行うにあたっての〝あるある〟として①両親や祖父母の物が大量にあり、自分ではどうしようもできず、子どもの代に任せようとする負の遺産、②高かったからという当時の金額だけが記憶に残るもの、③いつか使うかもと食器や家電製品、洋服など何年も使っていないもの、④夫婦間、親子間で価値観が違うのに意見をぶつけ喧嘩になり進まない……などさまざまな壁にぶつかることも。基本は、一度にすべてを片付けようとしないこと。日々の生活の中でできる範囲、例えば引き出し一つ、押し入れの一角など、負担にならない程度で進めると気軽に進められる。「片付けをしたい」と思える理想の状態を考えてみるといいかも。

     

    ココもPOINT!!  大切なことは、気持ちの持ちよう。どうしても片付けの気が進まないとき、部屋の模様替えをする気分で作業を進めると嫌々な気分が変えられるかもしれません。毎日整理整頓された空間で日々の暮らしを楽しみましょう。

    整理収納サービス きれいなおへや 収納マイスター
    金原 直美

    長崎県大村市在住。片付けに関する数多くの資格を獲得し、個人・企業の整理収納サービスや片付けに関する研修・講座・セミナーを行う。
    Tel:090‐6294‐4213

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