踊町:賑町(大漁万祝恵美須船)
3隻の船が重厚に、そして華麗に踊る
大漁祈願の豪華な曳き回しは必見!
かつて魚市場として栄えていたという賑町。
中島川に架かる賑橋のすぐそばには、漁業・商売繁盛を司る恵美須神社があることから、昭和61年(1986年)より恵美須船を奉納している。
親船である恵美須船は全長5.3m、重量4.5tと、長崎くんちの曳き物の中でも最大級サイズ。
男子たちが曳く「宝恵舟」、女子が曳く「豊来舟」の子舟も登場し、3隻が船団を成し魚の群れを追い込み、大漁の成果を収める姿が奉納される。
宝恵舟・豊来舟が魚を追い込む船回しから恵美須船が大漁を祝う引き回しまでの一連の流れは見逃せない。
小さな網方さんや可愛らしい恵美須様に扮した子どもたちの演技も見どころだ。
生きたカニや伊勢海老を網引きする網方演技、恵美須様が生きた鯛を釣り上げる「鯛釣」のシーンは、誰もが息をのむような緊張感を覚えるはず。
本物の生きた魚を、上手く釣り上げられるかどうかに注目して。
見事成功を収めた場合は、惜しみない拍手を送ろう。
重厚で豪快、そして親船と子舟の息の合った姿を見てください。ストーリー性のある一連の流れは、とっても楽しいと思いますよ!
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