踊町:榎津町(川船)
うねる荒波を越え、突き進む
豪快で華麗な、伝統の船回しは必見!
榎津町は旧町名で、現在の万屋町と鍛冶屋町に編入されたエリア。
かつて筑後の榎津(現在の福岡県大川市)産の家具を取り扱う商人が多かったことから、その名が付けられたのだとか。
川船は、いくつかの町が奉納するが、榎津町のものは、現存する中で最も古い船が使われているのが特徴。
屋根には紅葉と白菊の飾りが配され、秋の風情も感じさせる。
紺地に白波が描かれた根曳衆の衣裳は「うねる川の波」をイメージし、前進、後退を繰り返し勢いよく回る動きは船が激流に揺られている様を表現。
重さ約3t長さ6mの船を、根曳衆が力の限り船を曳き回す。
今回は、根曳衆の総勢が18名から16名に。足運びがしやすくなって、より軽快に力強い船回しが期待できる。
また、子どもたちが大太鼓、大鉦、小鉦、〆太鼓で軽快なリズムを懸命に鳴らす囃子方、長崎刺繍が施された豪華な衣裳で登場する船頭や、華麗な網打ちを披露する網打船頭による伝統の技も見逃せない。
気迫とスピードを感じる船回しをぜひ楽しんでください。夜になると提灯が付けられ灯される、川船の姿にも注目してください!
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