踊町:諏訪町(龍踊)
長崎くんちの代表格・龍踊
天高き秋空に舞う、壮麗な姿に刮目あれ
長崎くんちの奉納踊の中で、最も有名な存在と言っても過言ではない「龍踊」。
五穀豊穣を願う雨乞い神事として中国で踊られていたものが由来している。
かつて諏訪神社が祀られていた場所の門前にあったことが町名の起源である諏訪町では、諏訪神社の使いの白蛇にちなんで白龍と青龍をを奉納している。
龍踊は、不思議な力を得ることができるという玉を追う龍の姿を描いたもので、玉追いから玉探し (ずぐら)、そして再び玉追いを始める姿を舞で披露する。
龍踊を奉納する踊町は4つあるが、それぞれ独特の演出が施されている。諏訪町は、青龍と白龍が同時に踊る「双龍の舞」で、2頭の龍が息を合わせ、スピード感たっぷりに交差する姿は、勇壮で壮観だ。
中でも、龍の動きを止めずに龍方が一瞬にして入れ替わる「棒交代」は、一見の価値あり。
小さな遣い手たちが懸命に龍を操る、子龍・孫龍の奉納にも注目だ。
秋空を背に舞う龍たちの姿を、目や耳、五感全部で楽しんで。
黒い衣装と白い衣装の龍方たちが、一瞬にして入れ替わる姿、そして双龍が交差する迫力あるシーンをお楽しみに!!
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