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〈島原城vol.1〉まずはキホンのおはなし!観光施設「島原城」ってどんなところ!?

ながさきプレス観光課

「島原城」のおはなしvol.1

 

まずはキホンのおはなし!
観光施設「島原城」ってどんなところ!?

 

 

年間約25万人が訪れる、島原観光の名所「島原城」

島原城は、五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城。
江戸時代に松倉重政によって築かれたお城です。

 

島原駅のすぐそばにあり、天守前まで車を乗り入れることもできるので、アクセスも抜群。

 

趣向を凝らしたイベントもたくさん行われているので、さまざまな角度からたっぷり「島原城」を楽しむことができるのも大きな魅力のひとつです。

 

観光施設「島原城」ってどんなところ!?


島原城は、藩日記や諸記録、大正末の島原城絵などを元に築城当時のように復元されたもの。
復元された天守閣には、貴重な歴史資料が展示されています。
敷地内には他にも西望記念館民具資料館などもあり、見どころがたくさんあるんです。

天守閣

各階に歴史資料が展示されています。

1F キリシタン史料


南蛮貿易が盛んにおこなわれ、キリシタン文化が根付いた島原ならではの、当時の様子を伝える史料が展示されています。
禁教時代に、激しい弾圧の中でも信仰を続けたキリシタンたちのようすを伝える貴重な資料もこのフロアで見ることができます。

2F 郷土史料


松平家ゆかりのものを中心に、藩主や島原城関連の史料が展示されています。
年に1回、「島原城刀剣展」として、松平家に伝わる宝刀をお披露目する期間特別展示なども行われています。

3F 民俗史料


ここでは庶民生活上の文物を中心に、焼き物や島原藩兵の武器類、なんと「カッパの手」なんてものまであるのがこのフロア。
「日本三大薬園跡」である「旧島原藩薬園跡」がある、島原ならではの、薬や医学に関する史料も、ここに展示されています。

4F 休憩室・観光と物産のコーナー


近年の島原の写真や精霊流しが展示。
島原の精霊流しで使用される「切子燈篭」も飾られていてて、かわいらしい光を放っています。

5F 展望所


有明海を望みながら、背後は山に囲まれているので、天守閣からの眺めは絶景!
海と山に挟まれた360°のパノラマを楽しめるのがこの展望台です。
お城のライトアップにより、空にお城が映し出される「キャッスルモンスター」が楽しめるのもこのフロアとなっています。

 

ここにも注目!


各フロアの展示物には、多言語対応のパネルが設置されているのですが、これがなんと島原城のスタッフさんたちの手づくりなのだそう。
日本語、英語、中国語、台湾語、韓国語に対応。
QRコードで読み込むと、手持ちのスマホの言語に合わせて言語を選んで音声や文章で説明してくれます!

その他の施設

西望記念館


平和祈念像の制作でも知られる、北村西望氏の米寿を祝して1972(昭和47)年に開館されたもの。
代表作品約70点を展示。島原城敷地内の屋外にも作品が展示されています。

 

民具資料館

明治、大正、昭和の暮らしが偲ばれる、なつかしい民具の数々を展示。

 

売店


島原の特産品の購入ができるのはもちろん、「かんざらし」「ろくべえ」「冷やしそうめん」などの郷土の味を楽しめるイートインスペースもあります。

 

ほかにも、西の櫓では全国の名城画(日本タオル)などを展示。
天守閣をはじめ、各施設の展示物は、どれも見どころがたくさん!

ぜひ、足を運んで実際にじっくりと見てみてくださいね。

 


島原城の「歴史」と「今」がわかったところで、次回は島原城で行われているさまざまなイベントをご紹介します!
お城を舞台に開催される、趣向を凝らしたイベントがたくさんあるんです。
ぜひお楽しみに!

名称

島原城

アクセス

島原鉄道「島原駅」から徒歩11分

駐車場

【駐車料金】
一般車両330円  小型バス550円  大型バス1,100円

お問い
合わせ

【株式会社 島原観光ビューロー】
TEL:0957-62-4766
〒855-0036 長崎県島原市城内一丁目1183-1

https://shimabarajou.com/

備考

【開城日時】年中無休
【開城時間】9:00 ~ 17:30

 

【入館料】
大人550円 / 小・中・高校生280円
団体15名以上(大人440円、小・中・高校生220円)
障害者割引き(大人440円、小・中・高校生220円)

場所

長崎県島原市城内1丁目1183-1

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