歴史-イベント〈諫早神社前〉春の流鏑馬2023 2023/4/23(日)2023年4月11日 諫早神社に伝わる鎌倉時代からの伝統行事「流鏑馬:やぶさめ」 疾走する馬の上から三つの的を順に射る姿は、流麗かつ勇壮でまばたきをする間もないほどの、ほんの一瞬に凝縮された想いと祈りを込めた超絶の美技です。 &nbs...
長崎県長崎市歴史-イベント〈長崎歴史文化博物館〉特集展示「美人画」との格闘 ~2019/1/20 (日)企画展と合わせて楽しめる“美”への追求心 「美人」とは何なのか。江戸・明治・大正・昭和・平成と時代によって美の概念や基準は異なり、かつての絵師たちはこの問題に対し、試行錯誤を繰り返してきた。本展では、江戸から昭和にかけての女性像を展示し、その変遷と時代ごとの特徴を考える。
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第九回「長崎くんち」くんちが、他の秋祭りとは性格が違う、 長崎ならではの深いワケ ある時、全長崎町人が その義務を負うことに 10月7・8・9日に繰り広げられる諏訪神社の秋の大祭、長崎くんち。そこで奉納踊りを披露する踊町の稽古始めである小屋入りは、6月1日です。つまり、6、7、8、9の4カ月間稽古して、10月の本番に臨むわけ...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第八回「魚と鯨」魚や鯨は単なる食材ではない 連綿と続く文化のキーワード 新鮮な魚介を食す 長崎ならではの幸せ 日、仕事で長崎魚市の取材をさせていただく機会がありました。少し早めに着いたので、魚市名物の食堂で、鯛のアラ汁を注文。濃い目の味噌汁には身のついたアラがどっさり、箸でほぐしながら淡白な旨みを満喫し、朝から気分も上がりました。 &...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第七回「原爆と平和」核兵器禁止条約の次の波は 市民が関心を持ち、考えること 長崎人のカレンダーは 8月9日が「ひと山」 崎人には頭の中に「長崎カレンダー」があります。 6月はくんちの小屋入りに始まり、還暦のお祝いの宴で夜のスケジュールは立て込み気味。そして7月も半ば過ぎると、長崎原爆の日の8月9日まで原爆関連の...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第六回「教会」長崎のキリスト教史は 昔も今も波乱万丈 の本が出るころには、もう決定しているのでしょうか。ユネスコの世界文化遺産に登録されるという「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。土壇場で待った!がかかり長く待たされた関係者にとって、まさに悲願でした。でも決定が延びたぶん、準備時間を長く持てたので、その間にガイ...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第五回「離島」 崎県の島の魅力を伝えるために、考えぬいた福山雅治さんは、「島」になりました。衝撃の島PRムービーがちょっと前に話題になりましたが、ご覧になりましたか?いや。はや。人々は、福山岩を見るために壱岐にいくのかな。福山島を見るために対馬にいくのかな。福山海を見るために五島にいくのかな。いってほしいけれど。 &nb...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第四回「軍艦島」とにかく一度見てみたい人々の興味をかきたてる島 ンショーくんというキャラクターをどこかで見たことはありませんか?これは、軍艦島デジタルミュージアムで作成された軍艦島のアニメーションの主人公。「ガンショー」とはつまり岩礁、海底のプレートが盛り上がった軍艦島の土台なのですが、目鼻口がついています。石炭が発見されて人が集まり...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第三回「長崎偉人伝」日本の近代化に貢献した 長崎人を知らないと恥ずかしい 『解体新書』といえば杉田玄白と教えられてきました。しかしこの本が書かれた背景に長崎の吉雄耕牛という人がかかわっていたことを知っている人はかなりの勉強家。耕牛は杉田玄白から本の序文を頼まれ、快く応じて書いています。 その耕牛は門弟600人ともいわれるほどの偉人なのです...
長崎歴史ノート長崎歴史ノート 第二回「中国」ランタンフェスティバルは 中国文化理解ウィーク 年好(あけましておめでとう)。長崎では、ランタンフェスティバルが来ないと正月が来たという実感が湧かない……そう感じる人は案外と多い? このイベントは中国の陰暦でいう春節(旧正月)から元宵節(最初の満月)までの2週間を、ランタンを飾って龍踊を観て、カレーちくわをアチチとかじ...
歴史-トピックス第7回長崎文献社フォーラム 「カズオ・イシグロの長崎」リポート3月30日(金)に長崎ブリックホールで行われた「第7回長崎文献社フォーラム『カズオ・イシグロの長崎』」に参加させていただきました。 2017年ノーベル賞を受賞したカズオ・イシグロ氏。 その半生の中で長崎との接点に迫った著書「カズオ・イシグロの長崎」(長崎文献社発行)の発売を記念し筆者・平井杏子さんが講演を...