踊町:新大工町(詩舞・曳壇尻)
力強く、スピード感あふれる曳き回しを
艶やかで優美な舞と共に──
諏訪神社のたもとで、今も賑わう商店街を擁する新大工町。
職人町のある中島川沿いのさらに上流に位置していて、その名の通り、たくさんの大工さんが住んでいたという町だ。
大工職人と縁が深いことから、曳壇尻の飾大工の神様が祀られている奈良の春日神社の鳥居や紅葉、鹿を表現している。
「曳壇尻」は、かつてはいくつかの町が奉納していたが、現在は新大工町がその伝統を守るただ一つの町となった。
壇尻とは祭礼の山車のことで船ではなく、スピード感のある勇壮な曳き回しが特徴。総檜造りで本漆喰塗りの艶やかな壇尻を、囃子のリズムに合わせて曳き回す。
山車の力を利用しづらいだけあって、その分曳き手の力強いパフォーマンスが際立ち、見る人を魅了させてくれるはず。
また、曳壇尻の前には、詩吟に合わせて扇片手に優雅に舞う「詩舞」も奉納。袴姿の女性が吟詠「祝賀の詞」に合わせて舞い踊る。
総勢10名の舞人たちによる優雅で麗しい姿もぜひ注目を。
根曳きは平均年齢31歳、最年少19歳のフレッシュな面々。詩舞の舞人もみんな可愛くて、美男美女がそろっていますよ!
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