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長崎くんち2025- 踊町:西古川町(櫓太鼓・本踊)

踊町:西古川町(櫓太鼓・本踊)

相撲と縁深い踊町が奉納する
力強く心躍る太鼓の音

櫓太鼓とは、相撲場や歌舞伎にて、開場を知らせるために櫓の上で打たれていた太鼓のこと。
長崎は、江戸時代の相撲の興行で、本番所の5場所の中、長崎は九州でただひとつ開催されていたのだとか。

 

西古川町は享保2年(1717年)より相撲の免許を与えられ、長崎での興行を仕切っていた、昔から「相撲」と縁深い町。
初代横綱格の明石志賀之介(あかししがのすけ)が在住していたのも、この西古川町だったと言われている。

 

長崎くんちへの初参加は、元禄8年(1695年)。子供相撲を奉納していたが、文政4年(1821年)になると、この櫓太鼓の奉納を始めている。
町の事情により、昭和33年(1958年)に一旦途絶え、36年後の平成6年(1994年)に復活。
行司の口上に始まり、相撲甚句に力強い櫓太鼓の演奏、力士の土俵入りと弓取りのと奉納が続き、最後に五穀豊穣を祝う本踊「諏訪舞清流晒女(すわにまうきよきながれのさらしめ)」が披露される。

 

 

 

子どもたちの精一杯に奉納する、可愛らしい姿を見てほしいです。ウクライナ出身のエゴールさんの力士姿にも注目です!

 

 

 

〈 新大工町:詩舞・曳壇尻 〉

力強く、スピード感あふれる曳き回しを
艶やかで優美な舞と共に──

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〈 諏訪町:龍踊 〉

長崎くんちの代表格・龍踊
天高き秋空に舞う、壮麗な姿に刮目あれ

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〈 榎津町:川船 〉

うねる荒波を越え、突き進む
豪快で華麗な、伝統の船回しは必見!

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〈 賑町:大漁万祝恵美須船 〉

3隻の船が重厚に、そして華麗に踊る
大漁祈願の豪華な曳き回しは必見!

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〈 新橋町:本踊・阿蘭陀万歳 〉

異国と長崎をつなぐ。
そして新しい世代へつなぐ、文化の継承

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