踊町:西古川町(櫓太鼓・本踊)
相撲と縁深い踊町が奉納する
力強く心躍る太鼓の音
櫓太鼓とは、相撲場や歌舞伎にて、開場を知らせるために櫓の上で打たれていた太鼓のこと。
長崎は、江戸時代の相撲の興行で、本番所の5場所の中、長崎は九州でただひとつ開催されていたのだとか。
西古川町は享保2年(1717年)より相撲の免許を与えられ、長崎での興行を仕切っていた、昔から「相撲」と縁深い町。
初代横綱格の明石志賀之介(あかししがのすけ)が在住していたのも、この西古川町だったと言われている。
長崎くんちへの初参加は、元禄8年(1695年)。子供相撲を奉納していたが、文政4年(1821年)になると、この櫓太鼓の奉納を始めている。
町の事情により、昭和33年(1958年)に一旦途絶え、36年後の平成6年(1994年)に復活。
行司の口上に始まり、相撲甚句に力強い櫓太鼓の演奏、力士の土俵入りと弓取りのと奉納が続き、最後に五穀豊穣を祝う本踊「諏訪舞清流晒女(すわにまうきよきながれのさらしめ)」が披露される。
子どもたちの精一杯に奉納する、可愛らしい姿を見てほしいです。ウクライナ出身のエゴールさんの力士姿にも注目です!
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