ながさきプレスWEBマガジン

【長崎市】「田中達也展 みたてのくみたて」に行ってみた!  2026年3月12日(木)~4月13日(月)

 

「田中達也展 みたてのくみたて」が長崎初上陸!

ついに長崎にやってきました!
「田中達也展 みたてのくみたて」が長崎県でスタート✨

 

これまで国内外で約320万人を動員した「MINIATURE LIFE展」の新シリーズとなる本展。
“見立て”というユニークな発想で、日常のモノがまったく別の世界に見えてくる——そんな驚きと発見が詰まった展覧会です。

 

なんでも現代美術館©Tatsuya Tanaka

 

今回は、作品の魅力はもちろん、思わず「なるほど!」と唸る発想のヒントまで、じっくりレポートしていきます♪

 

日常がアートに変わる、“見立て”の世界へ

会場は、[HOME][FORM][COLOR][SCALE][MOTION][LIFE][WORLD]の7つのゾーンで構成。

身近な暮らしから世界へと視点を広げていくような流れで、田中達也さんの発想の秘密に迫ります。

 

展示されているのは、写真と立体作品あわせて約160点。
どれも「これがあれに見えるの!?」と驚くものばかりで、ひとつひとつじっくり見たくなる内容です。

 

暮らしの中にある、ひらめきの種

まずは、衣食住をテーマにした[HOME]ゾーンからスタート。

 

 

“見立て”って、実はモノマネにちょっと似ているんだとか。
みんなが知っているもの同士だからこそ、「あ、これあれだ!」と気づける面白さ。
そんな発想の入口が、この[HOME]ゾーンに詰まっています。

 

甘いひととき©Tatsuya Tanaka

 

爪楊枝をととのえました©Tatsuya Tanaka

 

 

ここではフォトブースも登場!なんと、食パンがソファに…!?

 

 

パンならではの可愛さとおいしそうなビジュアルがたまりません。
実際に座って写真が撮れるので、思い出に残る一枚が撮れること間違いなし!

 

発想のカギは「形」と「色」!?

作品を観覧していると見えてくるのが、“見立て”の考え方。

 

列車のくみたて©Tatsuya Tanaka

 

例えば[FORM]では、形をシンプルに置き換える発想。
山=三角形、というように、特徴だけを切り取って別のものに当てはめていきます。

 

 

 

こちら、大きなメガネを自転車に見立てたユニークな作品で、実際に“乗っている風”の写真を撮影できます。

 

バランスを取るのがちょっと難しいけど…うまく乗れているように見えていますか?

 

 

紅葉の効用©Tatsuya Tanaka

 

一方[COLOR]では、色に注目。
青いものを集めて海に見立てるなど、色のイメージだけで世界が成立してしまうのが面白いところ。

 

[COLOR]ゾーンでのお気に入りは、ダメージデニムを海岸に見立てた作品「西海岸ではなく腰海岸(ウエストコート)」。

 

西海岸ではなく腰海岸(ウエストコート)©Tatsuya Tanaka

 

色で風景を表現する発想に、「なるほど!」と唸りつつ、そのネーミングセンスにも思わずクスッとさせられます。

 

田中達也さんの作品の魅力は、作品そのものだけでなく、タイトルのユニークさにもあり。
アートとして楽しみながら、ダジャレのような言葉遊びにもほっこりできるのが面白いポイントです。

 

スケールや動きで広がる、新しい見え方

さらにユニークなのが[SCALE]や[MOTION]のゾーン。

ミニチュア人形のサイズを基準に世界を見ていく[SCALE]では、同じモノでもスケールが変わるだけでガラリと印象が変化します。

 

 

[SCALE]ゾーンのフォトブースでは、とうもろこしの粒が大きくなって、黄色のかわいいバッグに変身!

こーんなバッグがあったら、つい欲しくなっちゃうかも。

 

 

 

[MOTION]では、“動き”に注目。
形や色が似ていなくても、「回る」「流れる」といった共通点だけで別のものに見えてくるという発想に、思わず納得!

 

 

なんでも人に見えてくる!?ユニークな[LIFE]ゾーン

[LIFE]では、さらに一歩進んだ“見立て”が登場。

 

 

形も色も関係なく、「人の行動」として捉えることで、モノが人に見えてくるというユニークな世界観です。
例えば、一見ただのモノでも、配置や状況によって「施術を受けている人」に見えてくるなど、思わずクスッと笑ってしまう作品も。

気づけば、頭の中で勝手にストーリーを想像しています!

 

 

世界は同じ?[WORLD]に込められたメッセージ

最後の[WORLD]ゾーンでは、“違い”ではなく“共通点”に目を向けるというメッセージが込められています。

 

 

太陽が昇って沈むことや、地球が丸いこと。
そんな誰もが知っている当たり前をベースにした見立てから、「世界はつながっている」という感覚がじんわり伝わってきます。

 

特設ショップも要チェック!

展示を楽しんだあとは、特設ショップにもぜひ立ち寄ってみてください♪

 

 

公式図録をはじめ、ユニークな作品がそのままデザインされたクリアファイルやタンブラーなど、思わず手に取りたくなるアイテムがずらり。

 

「これも欲しい、あれもかわいい!」ってつい悩んじゃうかも…!

 

 

最後に…

見慣れた日常が、ちょっとした視点の変化でこんなにも面白くなる——。
「田中達也展 みたてのくみたて」は、そんな気づきをくれる体験型の展覧会でした。

 

帰り道、ふとしたモノが違って見えてくるかも…?
そんな“見立て”の視点を、ぜひ会場で体感してみてください!

 

 

 

イベント名

田中達也展 みたてのくみたて

日時

2026年3月12日(木)~4月13日(月)

10:00~18:00(最終入場17:30)

なし※3月23日(月)、4月13日(月)は臨時開館

料金

当日券
一般(大学生以上) 1,400(1,200)円
中高生 1,200(1,000)円
小学生 800(600)円
※( )内は前売料金

場所

長崎県美術館 県民ギャラリー

 

Return Top