ながさきプレスWEBマガジン

JUST WIN!!! NAGASAKI 【WEB連載 #19】飯尾竜太朗さん インタビュー

 

「JUST WIN!!! NAGASAKI」は、長崎のプロサッカーチーム『V・ファーレン長崎』を応援するながさきプレス本誌の連載記事。
大好評を博した本企画が、ついにWEB版としてもスタートしました。
選手たちが語るプレーへの想い、そして長崎への愛着──ここだけの“本音”をたっぷりとお届けします。
しかも、本誌では泣く泣くカットした内容も織り込んだ完全版でお届け。
選手たちのリアルな声をお見逃しなく!

WEB連載 【完全版 第19回】 飯尾竜太朗 さん 

 

飯尾 竜太朗   Ryutaro IIO

1991/1/30生 兵庫県出身

 

2017~18シーズン、2024~25シーズンに2度にわたってV・ファーレン長崎に所属し、その2度ともJ1昇格を叶えた“長崎の昇格請負人”。攻守に貢献する献身性と、高いクロス精度を持つサイドバックとして、多くのファン・サポーターを魅せてきました。2025シーズンをもって現役を引退。現在はフロントスタッフとして、V・ファーレン長崎や長崎ヴェルカの屋台骨を支えています。

 

※インタビューは取材時点のものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。

チームをJ1に導いた昇竜が
長崎の地に視る景色は――

春からのハーフシーズンを終え、8月からはさらにシビアな戦いが繰り広げられるシーズンが始まります。昨年現役引退を発表し、現在もフロントスタッフとして多方面で活躍を続ける飯尾竜太朗さんに、長崎のことを尋ねました。

 

―飯尾さんが選手時代に、このコーナーに出演していただきました(2024年3月号)。現在、異なる立場で活動する飯尾さんにとって、長崎のまちの印象は変わりましたか?
スタジアムシティもできて、長崎のユニフォームや グッズを着用している方々を見かけることが増えました。V・ファーレン長崎に関わる者として、とてもうれしいですね。子どもとよく公園に行くんですけど、V・ファーレングッズを身にまとってサッカーをしている子どもたちを見ると、何とも言えない幸せな気持ちになります。

 

©VVN

 

―長崎ヴェルカの優勝もあり、県全体のスポーツへの関心や一体感が上がった印象があります。飯尾さんの目にはどう映っていますか?
以前と比べてサポーターやブースター、長崎のみなさんの熱量がすごく高まって、Ⅴ・ファーレン長崎の成績や、長崎ヴェルカの優勝にも大きな後押しになっていると思います。ヴェルカもV・ファーレンも、クラブや選手たちだけで結果を出しているのではなく、県民のみなさんが一緒に戦ってくれているのが、間違いなく良い成績へとつながっていると思います!

 

―昨シーズンをもって現役引退した飯尾さんですが、今年はこれまで以上に活躍の場を広げ、いろんな場所でお見掛けする機会が多かったです。現在のお仕事は?
現在は「タウン推進課」という部署にいて、クラブと行政、地域の方々との接点を作るような仕事を主軸でやっています。V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカと兼ねて担当しているので、長崎ヴェルカのCSのパブリックビューイングや、優勝報告会、パレードなどにも携わりました。
2025年にV・ファーレン長崎が昇格したとき、私たちもパレードをやらせてもらいました。その裏で、こんなに多くの方々ががんばって準備してくださってたんだなというありがたさを、肌で感じましたね。

©VVN

 

―選手を引退されてから、ハーフシーズンではありましたが、ひとつのシーズンが経過しました。立場が変わったことでチームへの見方や感じ取り方も変化したかと思いますが、率直にどういった感触を持ちましたか?
引退してから試合を見ると、チームとしての課題や強みとなる部分を、より俯瞰して見れている自分がいます。それと同時に、ホームゲームなどの運営面で、事業部スタッフのみなさんが見えないところで尽力していることを、より身近に見て、また一緒に携わる時間も多かったです。ホームゲームが滞りなく運営されるために、こんなにみんなが緻密に準備をしているんだなと、リスペクトに感じた半年間だったですね。

 

―チームとしては8年ぶりのJ1でしたが、昨シーズンまで現役で、選手に近い視線でも見ることができる飯尾さんからは、長崎の戦いはどういうふうに感じられましたか?
今年1月の新体制発表会のときに「苦しいときも良いときもあると思いますが……」という話をさせてもらいましたが、本当にそういったシーズンだったなと思います。苦しいときは、本当にどうなることかと思いましたけど、高木監督を中心に調整しながら、最後には自分たちが目指すべき方向性というものを示せて、シーズンを終えられたんじゃないかなと思います。苦しさもありましたが、J1という舞台のレベルの高さを感じられた、とても充実したシーズンだったのかなと思います。

 

©VVN

 

―8月からは新シーズンが始まります。V・ファーレン長崎が、より一段高みに上がるために必要なものは何だと思いますか?
チームのことは現場でしかわからない部分も大きいとは思いますが……。でも一歩引いて見ると、チーム全員が一体感を持って、「勝利」のために戦っていると感じられたとき、良いゲームができていたんじゃないかと感じました。選手全員がチームのために尽くして、走っている姿をピッチで表現できれば、降格の可能性もぐっと低くなって、さらに上を目指せると思います。
逆に言うと、すごくレベルの高いJ1では、マストな部分かもしれませんね。そういう方向性を全員で表現して、良い結果を生み出せることを期待しています。

 

―プライベートでは、よく長崎のあちこちにお出かけされているとお聞きしました。
行きます。かなり行っていると思います。妻がとてもアクティブな人で、離島以外はほとんど行ったんじゃないかな……。長崎県中のカフェは、だいぶ行ったと思いますね。休日はまずカフェを探して、その周辺にある公園で子どもと遊んだ後に、ランチやコーヒーを飲んで帰る……みたいなパターンが多いです。

 

―そのほか、長崎でやってみたいこと、チャレンジしたみたいことなどありますか?
南島原でイルカを見ることができると聞いたので、ぜひ行ってみたいなって思ってます。あと、子どもが釣りに興味を持っていて、この前2人で挑戦したのに一匹も釣れなかったので、リベンジしなきゃと思ってます。オススメの釣りスポットを教えてください!

 

©VVN

 

―仕事としてチャレンジしたいことはありますか?
いろいろあるんですけど、将来は現場の強化の仕事がしたいので、経験が積めるような仕事もしていきたいですね。今はクラブと関わるさまざまな方とお会いする機会、お話できる機会をいただくようになって、より深く関わりたいという気持ちも芽生えてきました。V・ファーレン長崎に愛を持って接してくれている方々を知るたびに、もっともっとそういった人たちを増やしたい、もっとその熱量を高めたい、という気持ちが湧き上がってきます。試合をまだ見に行ったことがない人、まだサッカーをやったことがない子どもたちにも、V・ファーレン長崎や長崎ヴェルカを観に呼び込んで、その魅力を知ってもらえるよう、動いていきたいですね。

 

◎読者・サポーターのみなさんにひと言お願いします。
いつもV・ファーレン長崎の応援、ご支援、ご声援、本当にありがとうございます。長崎が盛り上がってこその私たちだと思うし、 V・ファーレン長崎が多くの方々にとってのアイデンティティーになれるよう、僕自身もがんばっていきたいと思いますので、一緒に応援よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

このインタビューは2026年8月号に掲載中!
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