
「JUST WIN!!! NAGASAKI」は、長崎のプロサッカーチーム『V・ファーレン長崎』を応援するながさきプレス本誌の連載記事。
長崎ヴェルカの2025-26シーズン優勝を記念してお送りする「JUST WIN !!! NAGASAKI」WEB特別番。
第二弾は、ヴェルカの代表としても活躍する伊藤拓摩GMのインタビューを、誌面ではお届けしきれなかったノーカット完全版でお届けします!

General Manager
伊藤 拓摩 Takuma ITO
1982/6/30生 三重県鈴鹿市出身
中学校卒業後に語学留学のため渡米。高校生活の中で、バスケットコーチとしての勉強にも並行して取り組みます。2021-22シーズンよりGM兼ヘッドコーチとして、長崎ヴェルカに就任。2022-23シーズンよりGM専任となった後、株式会社長崎ヴェルカの代表取締役社長も兼任しています。2023年にB.LEAGUE理事に、さらには2025年秋からは日本バスケットボール協会強化委員長 としても活躍中。
※インタビューは取材時点のものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。

2025‐26シーズン優勝!
「日本一」のヴェルカを振り返る
リーグ参入5年にして、B1を年間優勝という形で2025‐26シーズンを締めくくった長崎ヴェルカ。未だ興奮冷めやらぬ中、チームを屋台骨から支え、牽引してきた伊藤拓摩GMに、シーズンを振り返ってもらいました!!
―B1優勝おめでとうございます!!圧倒的な強さで、驚きが止まらないシーズンでした。伊藤GMの率直な感想をお聞かせください。
5年間、クラブとして「正しいと思うことを正しくやり続ける」という姿勢を貫いてきました。結果に一喜一憂するのではなく、日々の積み重ねやプロセスを大切にしてきたことが、優勝という形につながったと思っています。この優勝は選手やスタッフだけでなく、創設から今日まで長崎ヴェルカに関わってくれたみなさんと共につかみ取った優勝だと思っています。
―シーズン開幕前に、「過去最強のヴェルカになれる可能性がある」と仰られていました。まさに「過去最強」ではありましたが、ここまでの成績は予想できていましたか?
開幕前から戦力には自信がありましたが、成績そのものを予想していたわけではありません。私たちが目指していたのは「優勝に値するチーム」になること。練習や準備、優勝へのマインドセットなど、選手やスタッフが、その基準を追い求め続けてくれました。終盤になるにつれて、「本当にチャンピオンにふさわしいチームになってきたな」と感じる瞬間が増えていきましたね。

―戦力としてのカバー力、変幻自在のシステムということは前述の開幕前のお話で聞いていました。さらに3ポイントの入り方が驚異的でしたね。これ以外に伊藤GMが感じた「快進撃」のポイントはありますか?
シーズンを通して選手たちに大きなケガがなく、高い強度のバスケットを継続できたことは、非常に大きかったと思います。それは選手たちの努力だけではありません。コーチ陣、メディカル・チーム、そしてオペレーション・チームまで含めた総合力があったからこそです。クラブ全体でチームをつくり上げることができたことが、快進撃の大きな要因だったと思います。
―これで国内王者となった長崎ヴェルカですが、来季はB.LEAGUE PREMIERと環境も大きく変化します。来季に関しての取り組み方、方針など、お伝えできる範囲で教えていただきたいです。
優勝したからといって、特別何かを変えるつもりはありません。私たちはこれまでも、そしてこれからも勝敗だけに一喜一憂することなく、自分たちが信じる道を進んでいきます。今シーズンの成功の中にも、まだまだ改善すべき課題はたくさんあります。その課題を成長に変え続けることができれば、クラブはさらに強くなれると思っています。
―2年目で最大級の結果を残したモーディHCへの想い、またシーズンを貢献してきた選手たちへのメッセージをお聞きしたいです。
モーディには最大限の敬意と感謝を伝えたいです。彼は優秀なコーチであると同時に、人として、そしてパートナーとしても本当に信頼できる存在でした。常にチームのことを第一に考え、共に悩み、共に戦い、共に成長してくれました。選手たちにも心から感謝しています。今シーズンは、決して順風満帆ではありませんでした。しかし誰一人として言い訳をせず、チームのために自分の役割を全うしてくれました。この優勝は彼らの努力と覚悟の結晶です。本当に誇りに思います。

―「優勝」という、いわばひとつの最高到達点を叶えたヴェルカですが、次に目指すのは、どういったところでしょうか?
私にとって、優勝は最高到達点ではありません。優勝は、私たちの理念を実現するための最強の手段だと思っています。長崎ヴェルカは「バスケットボールを通して、ワクワクを長崎、そして世界に届ける」ために存在しています。
優勝したことでクラブの影響力や発信力は大きくなりました。その力を使って、もっと長崎を元気にしたい。もっと多くの子どもたちに夢を届けたい。長崎の街を元気にするために始まったクラブが、今度は長崎の皆さまから力をもらって優勝することができました。だからこそ次は、この優勝を長崎への恩返しにつなげていきたいと思っています。
―オフシーズンに長崎でやってみたいことはありますか?
何も考えずに、温泉に入ってゆっくりしたいですね(笑)。常に次の課題に向けて、来シーズンについて考えているので、ほんの少しだけ頭を空っぽにして、長崎の自然を感じながらリフレッシュできたら最高です。
◎読者・ブースターのみなさんにひと言お願いします。
今シーズンも本当にありがとうございました。私たちは「長崎を元気にしたい」という想いからスタートしたクラブです。アリーナでの大声援、まちでかけていただく温かい言葉、その一つひとつが私たちの力になりました。優勝はゴールではなく、新たなるスタート。長崎ヴェルカはこれからも挑戦を続けます。みなさまと共に、長崎にもっと大きなワクワクを届けていきたいと思います。これからも変わらぬご声援をお願いいたします。
また、3年連続でこの誌面(ながさきプレスレギュラーコーナー)に登場させていただき、ありがとうございました。読者のみなさん、ファンのみなさんに感謝しています。僕はコートを去りますが、これからも長崎ヴェルカを応援し続けたいと思います。これからもハピネスアリーナをみなさんの情熱でいっぱいにしてください。ありがとうございました!

このインタビューは2026年7月号に掲載中!
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ながさきプレス2026年7月号
Next Interview
次回の登場は… LUCA!
2026年8月27日 更新予定
どうぞお楽しみに!



