
動物標本を観察して、生き物の“ふしぎ”を発見しよう!
世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中心に、選りすぐりの標本が並ぶ巡回展『WHO ARE WE 観察と発見の生物学 国立科学博物館収蔵庫コレクション|Vol.01 哺乳類』に行ってきました!
テーマは“観察の眼、発見の芽”。
リアルな剥製標本をじっくり観察しながら、生き物たちの不思議や魅力を楽しく学べます。
間近で見る動物の剥製標本は、思わず息をのむほどの迫力!
まるで生きているかのような存在感に圧倒されます。
展示では哺乳類だけでなく、様々な生き物たちの模様や毛などの体の構造などにも注目。
それぞれの違いや共通点を、観察を通して発見できるのもこの展覧会の醍醐味です。

野生ヒツジの王様と呼ばれる「アルガリ」の剥製標本。
羊の仲間では世界最大とされていて、今回の巡回展のシンボル的存在です。
筋肉質な体つきに、ぐるぐるとねじれた大きなツノ——まさに“王様”の名にふさわしい風格!
この展示の魅力は「引き出し式」になっているところ。
引き出しを開くと、観察のヒントや生き物の面白い発見が隠されていて、「次は何が出てくるんだろう?」とワクワクが止まりません。
中でも注目は、ずらりと並んだ“角が生えた動物たち”!
曲がったり、ねじれたり、長〜く伸びていたり…その形はさまざま。
実はこの“角がある動物たち”、大きく分けると「ウシの仲間」と「シカの仲間」の2つのグループになるんです。
よ〜く観察してみると、ある共通点からどちらの仲間なのかが分かるのだとか。
皆さんは見分けがつきますか?
会場には、ほかにも“生き物の不思議”がたくさん!
私は特に、可愛い動物たちの標本に心をつかまれました。
動画や写真では見たことがあっても、実物大の「カモノハシ」の標本を間近で見ると、その小ささや質感に感動。
「こんな姿をしていたんだ!」と新たな発見がありました。
生き物の神秘や多様性を、“見て・知って・感じる”ことができる展示会。
“声なき標本たち”を通して、観察する眼と発見する眼を育みながら、私たちと動物との意外な共通点や、日常とのつながりを感じてみてください。
| イベント名 |
巡回展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学 国立科学博物館収蔵庫コレクション|Vol.01 哺乳類」 |
|---|---|
| 日時 |
展示期間:2025年10月11日(土)~ 2025年12月14日(日) |
| 料金 |
常設展示観覧料に含む 大人520円、高校生310円、小中学生200円、幼児(4歳以上)100円 |
| お問い 合わせ |
|
| 備考 |
主催・企画:佐賀県立宇宙科学館・国立科学博物館 |
| 場所 |
佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが |



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