ながさきプレスWEBマガジン

JUST WIN!!! NAGASAKI 【WEB連載 #09】山口蛍選手 インタビュー

 

 

「JUST WIN!!! NAGASAKI」は、長崎のプロサッカーチーム『V・ファーレン長崎』を応援するながさきプレス本誌の連載記事。
大好評を博した本企画が、ついにWEB版としてもスタートしました。
選手たちが語るプレーへの想い、そして長崎への愛着──ここだけの“本音”をたっぷりとお届けします。
しかも、本誌では泣く泣くカットした内容も織り込んだ完全版でお届け。
選手たちのリアルな声をお見逃しなく!

WEB連載 【完全版 第9回】山口蛍選手

 

5 MF

山口 蛍  Hotaru YAMAGUCHI

1990/10/6生 三重県出身

 

日本代表経験も豊富な、Jリーグきっての現役レジェンドの一人。2023年、2024年とヴィッセル神戸でキャプテンを務め、J1リーグ連覇に貢献しています。2025年、国内トップクラスの選手がJ2のV・ファーレン長崎に移籍するというニュースで多くのファン・サポーターの驚きと喜びを湧かせたのは、まだ記憶に新しい。チームキャプテンとして長崎を率いて、J1昇格に引き上げてくれました。

 

※インタビューは2025年12月2日に行われたものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。

長崎にJ1の希望を灯した
主将が見据える未来

2025年はさらに混迷を極めた、〝魔境〟J2リーグ。最終節まで結果が確定しない群雄割拠の中、長崎は見事昇格を勝ち取りました。J1での戦いを知る長崎の主将・山口蛍選手に、今季の振り返りと来季について話を聞きました!

 

―長崎のまちの印象は?実際に長崎のクラブに所属してから、印象が変わったことなどありますか?
長崎はこれまで、2018年のJ1のときに来ただけだったので……。改めて長崎に来たとき、県自体は広いんだけど、長崎市内は良い意味でコンパクトにまとまっていて、居心地が良い印象です。長崎県の人たちはみんな温かくて。来たばかりのころは、どこへ行っても「長崎に来てくれてありがとう」って声をかけてくれて、こんなに歓迎されたことはこれまでなかったですね。サッカー以外でもよくしてくれる人たちが多くて、私生活でも助けてもらったことがたくさんあって、 そういう人たちにも「昇格」という形で、少しは恩返しができたんじゃないかなと思っています。

 

―長崎への移籍は、いろいろな側面があっての選択だったと思いますが、中でも一番響いた部分、決め手になった要素はどこありましたか?
もちろん、移籍によってカテゴリーは下がってしまうことも意識にありましたが、それ以上に「J1に上がらなくてはいけない」という、クラブや旭人さん(髙田旭人会長)の熱い思いを感じて、 自分もそこに力を貸せるのではないかと、大きなやりがいがあると感じて、長崎を選びました。

 

山口蛍選手の画像

 

―長崎のまちの印象はいかがですか?外から見ていたときと、実際に長崎のクラブに所属してから、印象が変わったことなどありますか?
長崎にはこれまで、2018年のJ1のときに来ただけだったので……。改めて長崎に来たとき、県自体は広いんだけど、長崎市内だと良い意味でコンパクトにまとまっている印象です。長崎県の人たちはみんな温かくて、来たばかりのころは、どこへ行っても「長崎に来てくれてありがとう」って声をかけてくれましたし、こんなに歓迎されたことはこれまでないほどでした。サッカー以外でも、よくしてくれる人たちが多くて、私生活でもすごく助けてもらったことがたくさんあって、 改めてそういう人たちにも「昇格」というカタチで、少しは恩返しができたんじゃないかなと思っています。

 

―長崎のまちは、今シーズン、これまでにない形で盛り上がりを見せました。選手側から見て、どう感じましたか?
サッカーもだけど、長崎ヴェルカもあって、スポーツで長崎が盛り上がれたって印象です。ヴェルカは今季、とてもいいシーズンを送っていますよね。個人的には「ヴェルカに負けないように!」という気持ちでやっていましたけど、ヴェルカはB1のトップリーグ、V・ファーレンはJ2で戦っていたので、ようやく肩を並べることができました。長崎はどこへ行っても、ヴェルカやV・ファーレンのポスターが貼られてたりして、それだけこの2チームが長崎にとってかけがえのない存在なんだなと感じています。お互いに手を取って、もっともっと長崎の盛り上がりに貢献していきたいですね。

 

 

―V・ファーレン長崎としては、ピーススタジアムで開幕から最後まで過ごした初めてのシーズンでした。より長崎にサッカー文化が根付いた1年だったと思いますが、蛍選手から見て、長崎の印象は変わりましたか?
大きくは変わっていないですけど、最後の最後「ALL NAGASAKI」プロジェクトが始まって、よりみんなが応援してくれたという想いを強く感じました。それがサッカーファンだけでなく、たくさんの長崎県民が、長崎の いろんなところで応援してくれているなと。「ALL NAGASAKI」のTシャツを着ている人がいろんなところでいっぱいましたね!

 

―久しぶりにJ2のリーグを1年間戦いましたが、このカテゴリーとしてのレベルはどう感じましたか?
自分が以前にJ2で戦ったのは10年くらい前で、その頃と比べるとレベルがとても上がっているなという印象です。J1とも質が全然違うし、1年を通してJ2で戦うことの難しさを感じましたね。シーズンの最終戦まで混戦で、1位から中位くらいまで団子状態が続く展開は、すごく刺激的でした。 今となって振り返れば、こんなヒリヒリした戦いも楽しかったなと思います。

 

 

―あえて現在の体制・メンバーでJ1に臨むとすれば、 戦う上で足りない部分はどこだと思いますか?
「全体的な落ち着き」ですかね。勢いが良いときはいいんだけど、相手の時間になったときや、こちらがペースを握っている中で先制点を取られるとか、自分たちの時間の持ち方、持っていき方が、まだ上手くないのかなと思います。

 

―セレッソ大阪やヴィッセル神戸など、ビッグクラブと呼ばれるチームに所属していた蛍選手。長崎での「リーダー」としての姿で、変えた部分はありますか?
多分、全然違う姿だったと思います。セレッソ時代は自分も若かったのもあるけど、神戸の時とも今年は全然違ったと思います。今年の自分がやっている振舞いを神戸の人が見てたら、「あれは誰?」って言うんじゃないですかね?(笑) これまでは選手たちの経験も豊富で、自分がやらなくてもいいことを自然と補ってくれることも多かったと思います。長崎では、自分がキャプテンとして声をかけたり、行動で示すというシーンも多かった。この一年は、僕自身も人間的にも成長できた一年間だったと感じています。

 

―長崎で、試合以外でやってみたいこと、食事や観光、行ってみたいところなどありますか?
一年間長崎に居て、まだ五島は一回も行けなかったので、いつか行ってみたいですね。

 

 

―来季、J1での戦いとなりますが、どこに注目してほしいですか?
やっぱりJ2とJ1では、本当に違う戦いになっていくと思います。日本トップレベルのサッカーを実際にスタジアムに来て、肌で感じてほしいですね。2015年も、天皇杯で鹿島アントラーズと対戦したときは、やっぱり強かったけど、J1の強敵と対戦するのはすごく楽しいと感じたんです。長崎の選手たちもそう思っていたと思うし、次世代を担う「将来の選手の卵」たちにも、試合を見て、そう感じてほしい。それが育成にもつながって、大晴(アカデミー出身で現在はスイス・スーパーリーグ・FCルツェルン所属の安部大晴選手)たちに続く良い選手が、長崎からたくさん出てきてくれるといいな、と思います。

 

 

 

 

 

このインタビューは1月号に掲載中!
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