ながさきプレスWEBマガジン

JUST WIN!!! NAGASAKI 【WEB連載 #05】江川湧清選手 インタビュー

 

 

「JUST WIN!!! NAGASAKI」は、長崎のプロサッカーチーム『V・ファーレン長崎』を応援するながさきプレス本誌の連載記事。
大好評を博した本企画が、ついにWEB版としてもスタートしました。
選手たちが語るプレーへの想い、そして長崎への愛着──ここだけの“本音”をたっぷりとお届けします。
しかも、本誌では泣く泣くカットした内容も織り込んだ完全版でお届け。
選手たちのリアルな声をお見逃しなく!

WEB連載 【完全版 第5回】江川湧清手

 

44 DF

江川 湧清  Yusei EGAWA

2000/10/24生 長崎県南島原市

 

南島原市出身。高校時代にはV・ファーレン長崎U-18に所属し、キャプテンも務めていた。2019年にV・ファーレン長崎でプロデビュー。貴重な左利きのセンターバックとして、そして高い対人守備能力、精度の高いキックを武器にチームの中心的存在に。2023年にはJ1クラブ・ガンバ大阪に個人昇格。2年半を経て、長崎に復帰し、早くも守備の要として活躍中だ。

 

※インタビューは2025年6月25日に行われたものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。

©VVN

最終ラインを統制するのは
長崎生まれの、長崎を知る漢

守備の立て直しについては、今シーズンの最重要課題のひとつだと言える。ハイレベルな環境で戦ってきた長崎生まれの逸材・江川湧清選手の帰還は、多くの人が期待を寄せているはず。これからの戦いについて尋ねてみた。

 

―長崎でプロデビューし、J1での経験を積んで長崎に戻ってきた江川選手。あの頃の長崎と比べて、印象は変わりましたか?
選手やスタッフも変わってるし、スタジアムも新しくなっていて、新しい場所に飛び込む気持ちで長崎に帰ってきました。選手が変われば自分の立ち位置も変わってくるので、そういうところも新鮮な気持ちでやってます。まちについては、長崎市内にはスタジアムシティができて活気が出てきたとは感じていますが、自分の中では懐かしさの方が大きいですね。

 

―長崎への復帰は、ファン・サポーターにとって最高にうれしいニュースだったと思います。
温かいファン・サポーターさんが多いので、帰ってきたときの声援はうれしかったですね。とっても自分の力になっています。ファン・サポーターの数も以前所属していた頃よりも増えていると思うので、ありがたいですね。

 

©VVN

 

―長崎への復帰の決断に至った、大きな理由は何ですか?
もともと自分も所属してた場所ですし、「もう一度長崎の力になりたい」、「J1へ昇格したい」という気持ちが、何より決断の後押しになりましたね。

 

―以前の活躍を知っているファン・サポーターも多いと思いますが、J1での経験を通じて、パワーアップした面、「ここを見てほしい」というポイントを教えてください!
フィジカルは、この2年半で自分が最重要視してきたところのひとつです。プレーで見せないといけないので、試合を通して、ファン・サポーターのみなさんが「前より成長しているな」って思っていただければうれしいです。

 

©VVN

 

―シーズン後半戦は守備への課題解決が命題になるかと思いますが、その立て直し含めて、江川選手の課題と目標はどうでしょうか?
やっぱり失点を減らすことが、大きな課題です。点を取れるタレントはたくさんいて、間違いなく攻撃力はトップクラスのチームなので、失点が減れば勝率も上がるはずです。守備の選手である以上、まずは「失点を減らすこと」が最優先です。

 

―ピーススタジアムの存在は、長崎出身の江川選手からは、どういう印象を持っていますか?
サッカー専用スタジアムは観客席とフィールドとの距離も近いですし、雰囲気もまた違うものです。長崎にスタジアムができたことで、選手も熱が上がったと思います。そこで僕たちが試合で勝つことで、笑顔で帰ってもらいたいと思っていますし、今シーズンは勝負を積み上げて、ここを来年J1の舞台に引き上げたいですね。

 

―移籍して間もなく、監督の交代もありました。チームへのアジャストについて気を付けていることはありますか?
やっぱり、選手間でのコミュニケーションは大事にしていますね。「夏の移籍」は、チームができている状態で、その輪に入っていくことになる難しさもあります。でも、一緒に戦ったこともある選手もいるのは心強いですね。彼らと上手くコミュニケーションを取りながら、新しい選手ともうまく話し合いして、いい関係を作れてきているんじゃないかなと思います。

 

©VVN

 

◎長崎で、試合以外でやってみたいこと、食事や観光、行ってみたいことなどありますか?
地元・長崎に帰ってきたという面も大きいので、何かやりたいとかっていうよりは、まずは挨拶に行きたいですね。長崎にいた2年半前や、デビュー前からお世話になった方々のもとへ足を運びたいと思っています。

 

◎読者・サポーターのみなさんに一言。
僕たちの目標はJ1昇格なので、昇格に向けて精一杯、自分の持っている力を全力で発揮したいと思います。最後は笑顔でファン・サポーターさんと一緒に、みんなでシャーレを上げて終わりたいと思っているので、ぜひ後押しをお願いします!

 

 

 

このインタビューは8月号に掲載中!
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