「JUST WIN!!! NAGASAKI」は、長崎のプロサッカーチーム『V・ファーレン長崎』を応援するながさきプレス本誌の連載記事。
大好評を博した本企画が、ついにWEB版としてもスタートしました。
選手たちが語るプレーへの想い、そして長崎への愛着──ここだけの“本音”をたっぷりとお届けします。
しかも、本誌では泣く泣くカットした内容も織り込んだ完全版でお届け。
選手たちのリアルな声をお見逃しなく!
3 DF
関口 正大 Masahiro SEKIGUCHI
1998/4/21生 新潟県出身
2025シーズン加入の右SB。脚を使った突破力と、フィールドを縦に上下動する献身性、それを試合中途切れさせず推進していく豊富な運動量も魅力的。ヴァンフォーレ甲府の所属時には天皇杯優勝やACL出場、そしてキャプテンマークも巻いていたという経験の豊富さも、シビアな連戦が続いていく長崎にとって、きっと大きな力になっていくはずだ。
※インタビューは2025年3月18日に行われたものです。当時の状況に沿ったコメント・質問等ございますがご了承ください。
長崎の右サイドで躍動する
スタミナ無尽蔵のシン・SB
昨シーズンはリーグトップの得点力を誇ったものの、守備面は課題のひとつとなった。攻守ともにリーグトップを目指す今季、その解決策として新たに戦力に加わった右サイドバック・関口選手に話を聞いてみた。
―これまでの数ヶ月で感じた、長崎の印象はどうですか?
長崎は九州ですし、もっと暖かい場所だと思っていましたが、シーズン始まってからも意外と寒くて驚きました。結構、雪も降ったりしていたので(笑)。だけど家族で外出すると、子どもにも温かく接してくれるし、まちの人たちはとても温かいなという印象です。
―これまで外から見ていた、V・ファーレン長崎は、どういうチームの印象でしたか?
昨年も(ヴァンフォーレ甲府で)長崎と対戦して、すごいアタッカー陣のパワーを感じていました。そういう人たちとチームメイトになって、試合はもちろん普段の練習から一緒にできていることが、自分にとっては毎日すごく刺激的。とても良い時間を過ごさせてもらっているなと思っています。
―今季は山口蛍選手やエドゥアルド選手といったキャプテンシーを持った選手も多い中、関口選手も去年はキャプテンマークに巻かれていました。自身の立ち位置について、意識していることはありますか?
エドゥアルド選手や(山口)蛍選手は、J1で戦ってきた経験が豊富です。僕はずっとJ2で戦ってきたので経験値の差も感じていますし、今まで自分がやってきたものとは違う目線を感じますね。いろんな話をする上でも、違う価値観やものの見方を示してもらえるし、考えさせてもらう機会も多くて。そういったところがやっぱりすごいと感じるし、得られるものもすごく大きいなとは感じています。
―右サイドは、マルコス・ギリェルメ選手や増山朝陽選手といったアグレッシブにトライしていく選手たちばかり。バランス面など、気をつけていることはありますか?
マルコス選手は縦の動きがすごく速いし、増山選手は体が強くて。その2人の良さを引き出すためにポジションを取ったり、後ろからしっかりプッシュアップしていくところは意識しています。前線の選手たちが攻撃に専念できるように。まだまだ改善できるところとかというのはあると思うので、日々の練習から試合中まで、しっかりコミュニケーションを取り続けていきたいですね。
―試合中ずっと上下動、スプリント多い印象が強い関口選手。フォア・ザ・チームの面で意識していることはありますか?
そこは、自分がこの世界で見失ってはいけない点だと思っているので、どんな場所でどんな状況になっても上下動については挑戦していきたいですね。「長崎に来たからやるべきこと」というわけでなく、「関口正大というプレイヤー」が守備においても攻撃においてもプラスアルファを加えていくために、毎試合やるべきタスクだと思っています。その結果がチームに上手く作用していくのであれば、自分にとってもうれしいですね。
―長崎でやってみたいこと、食べてみたいものなどありますか?
先日、雲仙に行ったんですが、温泉たまごを食べたら、普通のと全然違ってすっごいおいしくて、また行きたいですね!僕が以前参加した国体の開催地が長崎で、当時島原に泊まったこともあって、思い出めぐりも含めて、また島原へ旅行に行ってみたいなと思っています。
―今の調子についてと、これからの課題について教えてください。
身体の調子は良いんですけど、周りとのコミュニケーションとか連携のところはもっともっと良くなる余地があると思っています。守備について、もう少し相手のボールをしっかり奪い切るとか、奪い切って前につなぐというところは改善できる部分だと思うので、これからもっとコンディションを上げていきたいです。あとは夏場ですね。例年このチームは、夏場失速してしまうケースが多いようなので、そこに向けてもしっかり今から準備していきたいなと思っています。
―読者、サポーターに一言コメントをお願いします。
ホーム戦だけじゃなくて、アウェーゲームでも多くのみなさんに応援していただいて、本当にありがとうございます。その応援の力のお陰で、勝ちにつながっている部分は間違いなくあります!必ずJ2優勝・J1へ昇格して、みなさんと喜びの瞬間を分かち合いたいと思うので、これからも一緒に戦ってください!よろしくお願いします。
このインタビューは5月号に掲載中!
オンラインショップから購入・試し読みができます。
オンラインショップはこちら▼
ながさきプレス2025年5月号
Next Interview
次回の登場は… “潜在能力200%の大型ルーキー” 松本 天夢 選手!
2025年5月27日 更新予定
どうぞお楽しみに!
コメントを投稿するにはログインしてください。