龍馬通り

「龍馬通り」を辿って、ゆったり歴史散策

龍馬が設立した商社を再現
「長崎市亀山社中記念館」

龍馬通りに
点在しているレリーフ

龍馬のブーツを
イメージした「ぶーつ像」


基本情報

幕末の動乱期を駆け抜けた志士の中でも、最も人気のある坂本龍馬。長崎にも幾度も訪れていたと言われ、鎖国時代の日本で唯一の貿易港であった出島に、長期滞在を計3回、短い期間の滞在も多かったそうです。そんな龍馬ゆかりの場所が長崎にはいくつか点在します。
「龍馬通り」は、寺町通りにある禅林寺と深崇寺にはさまれた路地から、亀山社中跡を経て風頭公園まで続く、石段交じりの坂道です。龍馬をはじめ、維新の志士たちがこの通りを使っていたそう。通りには、龍馬が設立した“日本初の商社”亀山社中を再現した「長崎市亀山社中記念館」や、亀山社中資料展示場などがあります。

長崎市内には龍馬像があるそうですが、そのうち3体がこの龍馬通り周辺に存在します。
1つめは、亀山社中跡すぐそばの若宮稲荷神社。長崎くんちの後に行われる、秋の伝統行事・竹ン芸で有名な場所です。龍馬のお守りや絵馬なども用意されています。
2つめは、龍馬通りの道すがらにあります。亀山社中と風頭公園の間に建っています。
3つめは、風頭公園の龍馬像です。全長3.2m、台座を含めると5m近くの高さがあります。こちらの龍馬像は、長崎港を見下ろし、海外との貿易に注目していた龍馬に相応しいたたずまいです。また、春には満開の桜をバックにした龍馬像が撮影できる、龍馬ファン必訪の名所でもあります。
そのほかの龍馬像は、丸山公園や長崎歴史文化博物館にあります。

もっと詳しく

名称龍馬通り
住所長崎県長崎市寺町~長崎市風頭町(長崎県長崎市八幡町6)
アクセス【龍馬通り入口(深崇寺と禅林寺の間)までのアクセス】
路面電車/「蛍茶屋 行き」に乗車→「新大工町」電停下車→徒歩約5分。
【風頭公園までのアクセス】
長崎バス/「長崎駅前東口」バス停から「風頭山 行き」に乗車→「風頭山」バス停下車→徒歩約6分。
長崎県営バス/「長崎駅前」バス停から「風頭町 行き」行きに乗車→「風頭町」バス停下車→徒歩約6分。
備考駐車場:龍馬通り入口周辺:(深崇寺と禅林寺の間)にコインパーキングあり
風頭公園周辺:公園入口横の〈小川凧店〉敷地内に有料駐車場あり。

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