ながさきプレスWEBマガジン

  • 九一庵食品協業組合

     日本人の食卓に慎ましやかに佇みながら、古くから親しまれ続けている豆腐。長崎県にも、そんな和食の立役者・豆腐を真摯につくり続けている場所がある。大村市の山あいに工場を構える〈九一庵食品協同組合〉。長崎県内の5つの豆腐製造業者が集まって発足した組合だ。「九州一のおいしい豆腐」を目指して名付けられた〈九一庵〉だが、そのおいしさへのこだわりは、どこにあるのだろうか。
     案内してくれたのは、工場見学を担当し、おいしい豆腐づくりへのこだわりと魅力を発信している総務部の徳田義彦さん。そのこだわりは、大きく4つ。多良山系の清涼な『水』、特性に合わせて使い分けた『大豆』、海水100%の『本にがり』に、それらを駆使して安全にも配慮された『設備・製法』。「毎日食べていただきたい」、その想いは、味はもちろん、安心・安全なものづくりのこだわりへと繋がっていく。
     「工場見学が、よりおいしい豆腐との出会いのきっかけにとなれば」と徳田さん。工場見学は好評につき、3か月先の予定まで埋まっていることも。気になる人は、早めの予約をぜひ。

    <九一庵食品協業組合とは>

    1994年に〈西日本食品〉、〈山平食品〉〈諫豆食品〉、〈渡辺豆腐店〉、〈ヘルシーフード・サカエ〉の5社により設立。美味しい豆腐づくりへの取り組みが評価され、2011年には厚生労働大臣賞(食品衛生優良施設表彰)を受賞している

    Let’s 工場見学!!

    1・厳選大豆から豆乳を生成
    「ひき割り」、「脱皮」、「粉砕」、「煮炊き」という工程を経て、豆乳をつくり、豆乳とおからを分離させる

    2・豆乳を固めて成型する
    五島灘の海水をもとにつくられた「本にがり」を使用。安全性が高くコクの深い豆腐に仕上がっていく

    3・カットして、ほどよいサイズに
    できあがった豆腐は「自動豆腐カッター」で商品サイズに整えられていく

    4・包装したのち、加熱殺菌お店や食卓へ
    包装され加熱殺菌を施せば、おいしい豆腐のでき上がり。順次出荷されていく

    試食や豆腐・豆腐製品の販売も!

    工場見学の後は、こだわりの豆腐の試食や「利き豆腐」などの楽しい体験も行われる。さらに、プレミアムな豆腐商品たちを特別にリーズナブルな価格帯で購入できる!

    ざる豆腐
    ざる豆腐
    ざる豆腐 枝豆風味
    ざる豆腐 枝豆風味
    贅沢もちもち ミルク
    贅沢もちもち ミルク
    贅沢スイーツ 濃厚胡麻
    贅沢スイーツ 濃厚胡麻

    『工場見学コース』

    住所:大村市東大村2-1808-1
    電話:0957-52-0900
    見学受付時間:9:00~17:00
    所要時間:70分~90分
         10:00~11:30/14:00~15:30
    休業日:日曜・年末年始
    内容:工場見学、DVD観覧、試食会、 直売
    ※1日2組限定。 好評につき、1週間前までに予約を

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