自動車販売小売業

株式会社 ファーレン西九州

自ら考えて動く前向きなスタッフが、オンリーワンのブランドを受け継ぐ

長距離でも安定した走りを支える重厚さと、細部までスタイリッシュかつ洗練されたデザイン。その2つを両立したドイツメーカー〈フォルクスワーゲン〉の車を取り扱う〈ファーレン西九州〉は、スタッフ一人ひとりの個性を大切にしている
 

誰からも親しみやすい車を

優れた輸入車を、国産車のような安心感で愛用してほしい。そんな想いを胸に秘め、訪れる人たちを出迎えてくれる〈ファーレン西九州〉。長崎・佐賀の西九州エリアで〈フォルクスワーゲン〉各車を取り扱っている。白を基調としたガラス張りの店舗は、まるで写真のように車が映えるデザイン。インテリアなどの細かな部分まで統一し、空間全体でブランドイメージを作り上げている。ユーザーの中には、これまで国産車に乗っていた人も多いそう。「実は手が届きやすい車なので、国産車の延長上で乗っていただけますよ」と語る、セールス担当の下平信哉さん。「輸入車に対して抵抗感がある人もいるかもしれませんが、ドイツの平均走行距離は日本の約２倍。高速道路で長距離運転する人も多い環境で認められた丈夫さ、走行の安定性は抜群です」。もともとドイツでは大衆向けの自動車メーカーだそうだが、それは誰からも愛される車であるということ。「ドライバーが楽しいのはもちろん、同乗者、歩行者、環境にもやさしい。そんな車づくりを柱にしています」。

ブランドの在り方を学ぶ

下平さんは中途採用で入社。自動車業界は未経験だったそう。最初に行われた研修では、〈フォルクスワーゲン〉はどういうメーカーなのかを一から学んだそう。「部門に関係なく全国から新人が集まり、ブランドやこれまでの歴史、車づくりにおける考え方まで、しっかりと教えてもらいました。実際に試乗したり、接客方法について意見を交わすなど、充実した研修でしたね」。もちろん、部門ごとの専門的な研修も欠かさず実施されている。研修後も店舗の先輩スタッフが丁寧に指導し、最初は接客の横についてアドバイスやフォローなど、サポート体制もしっかりと組まれている。「職場の雰囲気も明るくて、なじむのに苦労はしませんでした」と下平さん。佐世保店は全９名と少人数ということもあり、一人ひとりと密にコミュニケーションがとれているようだ。

やる気を尊重する職場環境

この会社で必要な要素を訪ねると「自分から進んで動く積極性」とのこと。「自主性を活かしてくれる会社。正当な理由があれば、若手でも新しい取り組みが採用されます。自分で考え、行動して、実現できる環境なのです」。社長や上司とも話しやすく、個人面談で率直に意見が出せる機会も。下平さんも、現在のセールス担当は自ら希望したそう。やる気と個性を発揮できる環境で、〈フォルクスワーゲン〉ブランドと同じように、幅広い世代に愛されるスタッフたちが、活き活きと活躍している。