ながさきプレスWEBマガジン

  • 第17回長崎おぢか国際音楽祭が行われました(小値賀)

    島の各所で広がるクラシックのハーモニー

    3月27日から30日にかけて、暖かい春の陽気のもと、第17回長崎おぢか国際音楽祭が開催されました。今年も東京藝術大学の青柳晋氏を音楽監督に、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの3つのマスタークラスが開講され、全国から集まった26名の音楽愛好家や学生に、マンツーマンでの個人レッスンが行われました。
    また、期間中は受講生や地元吹奏楽部による寺院コンサートにはじまり、講師陣による室内楽コンサートや、世界遺産登録を目指している野崎島での教会コンサートなど、毎日島のどこかで音楽があふれるといった4日間でした。
    始めたころは、「島にはクラシックは似合わない。演歌とかのほうがいいんじゃないのか」などといったご意見などもありましたが、回を追うごとに協力していただける人が増えはじめ、今回も本当に大勢の町民の方にボランティアで運営をサポートしていただきました。
    音楽祭に参加していただける島外からのリピーターも年々増えており、小値賀を、長崎を代表する音楽祭に成長してきたのではないかと思います。来年も今年同様、素晴らしい天気に恵まれることを祈りたいと思います。

    profile

    神崎 健司  小値賀町役場総務課企画係長。長崎生まれの小値賀育ち。高校卒業後、すぐに小値賀町役場に入庁し、在職19年目。小値賀町の地域づくり全般に携わっている。プライベートでは、郷土芸能保存会や島の劇団など多数所属。妻と子ども2人の4人暮らし。

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